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2025年5月25日日曜日

iRigをPCで試してみた。

 アリエクを眺めていたらiRigが安く売っていたのでポチってみた。210円だった。今どきヘッドホンジャックが搭載されているスマホもないのでとても安い。LightningやType Cの変換コードを使えば使えるのかな?

説明書も入っているけど、IK Multimediaのコピー品かな?模造品の見分け方みたいなのもあったけど、端子が全部金メッキになっていたり対策されてる。

ロゴの印刷は安っぽい。実は6.3mmのジャックを探していたんだけど、ジャック取り用にしても安いかなーと。
こちら側にはイヤホン接続部がある。
コピー品にしてはちゃんとネジがあって分解できる。
抵抗とコンデンサとJFET(62P Nと刻印されているのでおそらくMMBFJ201)が搭載されている。

とりあえずダイナミックマイクが使えるかどうかを確認してみた。

昔iPhoneのイヤホンをPCで使うために作った3.5mmジャックのヘッドホンとマイクを4極プラグに変換するケーブル。これを使えばiRigをPCのマイクポートに接続できる。PCのマイクポートにはバイアス電源があるのでiRigのJFETもスマホ同様動かせるはず。

ダイナミックマイクはPCのマイクポートに直結してはいけないので、バイアス電源がカットされるiRigを使えば行けるんじゃないかと。テスターで測っても端子にDC電圧が出ていなかったので接続は問題なさそう。
しかしながらPC側でマイクブースト30dBにしてマイクの音量を最大にしても音量が結構小さい。ゲインが足りてないのかなぁ。

JFETのゲインを調整してみるかマイクアンプを使うしかないのかもしれない。

端子取り用で購入したけど結構遊べるかもしれない。

2025年4月6日日曜日

Latitude E5470にWindows 11を入れてみた。

 知り合いがPCが未だにWindows 8.1だったのでWindows 11にアップグレードしてみた。DELLのLatitude E5470で、Core i7 6600UなのでDELL公式でもWindows 11はサポートしていないっぽい。TPMも1.2だったし。

しかしTPMを2.0にアップグレードできれば新規インストールでWindows 11が普通に使えるはず…ということでやってみた。

まずはBIOS更新から。DELLのPCは裏面にサービスタグがあるのでDELLの公式ページにサービスタグを入力してBIOSを更新してみた。OSはクリーンインストールするのでBIOSとTPMファームウェアアップデート以外はとりあえず今はやらなくても良さそう。

そこでTPMのファームウェアなんだけど、1.2は表示されてるのに2.0はリストにない…(このLatitude E5470は非対応ってこと?

でもDell TPM 2.0ファームウェア アップデート ユーティリティー 1.3.2.8, A03のリストにはE5470が乗っていたのでとりあえずこちらで更新してみることに。DellTpm2.0_Fw1.3.2.8_V3_64.exeをダウンロードしてきて実行してみると…一応再起動までするけど何も起こらず。

気を取り直して、BIOSの設定に入りTPMをいったんdisableにしてからクリアしてみる。(機能自体のオフではない)そしてもう一度実行してみると…

今度は再起動したあとにファームウェア更新中の画面に!

再起動後、デバイスマネージャーからTPM2.0になっていることを確認。

これでTPM2.0になったのでWindows 11が動かせる。Windows 11のインストールUSBメモリを作成して再起動してF12連打でブートメニューが出るのでそこからWindows 11をインストールすることができた。

TPM2.0がなくてもインストールUSBメモリに細工をすればインストールできるらしいけど今回はTPM2.0対応ということで正規にインストールできた。アップグレード非対応のCPUだったけども、新規インストールなら対応しているしサクサク動いているのでまだしばらく使えそう。SSDもM.2のSSDが入っていたし…

DELL公式では非対応ってなっているけども、DELL純正ソフトウェアもWindows 10のをインストールして使うことができた。ちなみにプロダクトキーは入力しなくても勝手にライセンス認証された。おそらくこのPC自体にWindows 10のキーも含まれているやつだったのかな?

2025年2月2日日曜日

PLEX PX-BCUDをWindows10で使ってみた。

 ラズパイで使っているPX-BCUDを久しぶりに使用したら、録画データが半分ぐらいドロップしてしまっているのでPCに接続して原因を切り分けしてみた。

Windowsで使用するのは超久しぶりのPX-BCUD。Windows 11も出ているというのに未だにWindows 10を使用しているのだけども、公式のドライバはWindows 8までしかないのでそのままインストールできるか試してみる。

Plexの公式サイトからDriver_pxbcud_win8.zipをダウンロードしてきて、DrvInst64.exeを実行。

ツールは実行できた。

インストールも問題なくできたっぽい。デバイスマネージャーでもちゃんと認識されてる。

デジタル署名もついているので特に何もしなくても普通に認識できちゃう。FSUSB2NみたいにZadigとか使わなくていいのは良いね。
ICカードリーダはデフォルトのドライバで認識するのでドライバのインストールは不要だった。

デバイスドライバーが入れられたら次はTvTestのBonDriverの準備。5年前ぐらいに入れた32Bit版TvTest 0.10.0とBonDriver_BSCS.dllが入っていたのでそのまま使えるかと思いきやどうしてもBonDriverの初期化に失敗してしまう…

ということでBonDriver_BDAS.dllを使用してみることに。

BonDriver_BDAS-1.04.zipをダウンロードしてきて、Releaseフォルダの中のWin32の中に入っているBonDriver_BDAS.dllとルートフォルダにあったBonDriver_BDAS.iniをTvTestのexeがあるところにぶち込み、TvTestを起動してBonDriverをBDASにしたら普通に使えた。もし初期化に失敗する場合は一旦管理者モードでTvTestを起動してみるといいかも。

とりあえずスキャンしてみる。

一部チャンネルだけなんか振り切ってる?
CSの方はもっと振り切ってるのが多いな…

結局Windowsで使ってみたらもっと酷かったという…ほぼ見れない感じ。まだラズパイのほうがカクカクしながらも見れていたので、もしかしたらチューナーの劣化なのかもしれない。周波数オフセットとかしてみたらちゃんと映るかな?






2024年12月29日日曜日

USB1.1ハブをUSB2.0ハブに改造してみた。

 この前購入した3ポートUSBハブが実はUSB1.1 Full Speed(12Mbps)までしか対応していなかったのでUSB2.0 High-Speed(480Mbps)に改造してみた。確かにUSB2.0 Full Speedとして認識したら気が付かないよこれ…

気がついたのはUVC対応のWebカメラ、C270をLuckfox Picoに繋いだときにv4l2-ctlで対応解像度を調べたときに800x600までしか出なかった(いつも1280x720まで出ていたのに…)
C270はUSBのスピードで対応解像度を変更してるのかな。

このUSBハブは同じ形状で、USB2.0が3ポートのものと、1ポートだけUSB3.0ポートのものがあって、前にUSB2.0のみ対応のやつを買ったときはちゃんとUSB2.0対応のSL2.1AというコントローラICが乗っていた。今回購入したUSB3.0版は、USB1.1のMW7211AというICだった。調べてみるとHS8836Aが乗ってるバージョンもあったみたいで、こちらはUSB2.0 High-Speed対応のICらしい。どちらもUSB3.0は1ポートしか無いのでUSB2.0の配線だけハブICを経由して、ほかはPC側の端子に直結されていた。

ちなみにMW7211AとHS8836Aはほぼピンコンパチで、MW7211の9番Pinと12番PinはNCになっている。なのでHS8836A(480Mbps)用に基板を作ればMW7211A(12Mbps)も乗っけられる…
今回購入したハブもそんな配線になっていて、そのままHS8836Aを乗っければ動きそう。ほかのMW7211A搭載ハブとかだとR1の100kΩが未実装だったりするけど、今回の基板はそのまま載ってるし。もともとHS8836Aで生産していたけどバレないから安いMW7211Aに変更したのかな…コンデンサも測定すると10uF品が実装されるし。(MW7211Aの推奨回路では4.7uF)

HS8836Aをそのまま買ってきて乗っけても良かったんだけど、他のUSB2.0ハブが12MHzのクリスタルを外付けしてるのに内蔵クロックなのが気になったので前のハブと同じSL2.1Aを購入してみた。こっちのほうが安かったし。アリエクで5個で145円(送料込み)
クリスタルはジャンクボードから取り外した2.5x2.0のやつ。4PinあるけどECSのデータシートとか見ると対角のGNDピンはメタルカバーにつながってるだけみたいなのでとりあえずクリスタルの2pinだけ繋いだ(ディスクリートだとそうだしね)

SL2.1Aは出力側はMW7211Aと同じなんだけど、右側が結構違うのでパターンカットとかジャンパーしないといけないのが面倒かな。

クロックはそのままICに直接ハンダしてしまった。
使わないピンはカプトンテープを基板側に貼り付けて対応。USBの入力のパターンは一個ずらさないといけなかったので適当な導線の1本だけ取り出してハンダした。

一応10uFは秋月の2012 6.3V 10uFが残っていたので全部乗せ換えておいた。電源の保護用と思われる抵抗(4.7Ω)もそのまま活用できた。

USBで繋いでみると無事認識。VID_1A40&PID_0101ってなってるので前回購入したUSB2.0バージョンといっしょになった。これでHigh-Speedが使えるようになったのでようやくLuckfoxで使うことができる!(WiFiもUSBドングルを使っているのでさすがにUSB1.1は…

ついでにUSBポートのシールド部分も全部ハンダされてなかったので追加でハンダして完成。これで多少は頑丈になったかな。

2024年12月28日土曜日

KTV-FSPCIE(MX版)を追加購入してみた。

 KEIANのKTV-FSPCIEのMX版の中古が出ていたのでもう一枚ポチってみた。

シリアルナンバーがわからなかったけど、チューナICとしてMXL136が載ってるタイプのKTV-FSPCIEは見た目でわかるしISDBT-6005_V1Bって刻印が入っていたので大丈夫だろうということで…
R19も除去済みみたいだったし。

届いてみるとシリアルナンバーはK1108だった。製造コードも1139(2011年39週)で前回購入したK1107の2ヶ月後ぐらいっぽい。見た目は全く同じだった。USBで接続するとVID_0511&PID_0029ってなっていたのでKTV-FSUSB2N化済みだった。念の為R19には0Ω抵抗をはんだ付けして書き込み禁止に戻した。

USBケーブルはマルツでZL2001-4PSを買ってきて自作した。バッファローコクヨサプライのBSW3K03Hっていう昔のWebカメラのUSBケーブルをカットして作ろうと思ったら中身のケーブルの色が通常のUSBケーブルとまったく違う…
テスターで測定したらオレンジがVBUS、緑がD-、青がD+、白がGNDという変な配色。通常はVBUSは赤、D-が白、D+が緑、GNDが黒なので特に緑がややこしい。とりあえず付属のケーブルを見ながら作成した。写真はGNDが黒になっているけど、シールド線と白いケーブルを束ねて熱収縮したから黒くなってる。
通常のUSBケーブルの配色で作りたい人は前回の写真を参考にするか、付属のケーブル通りに配線すれば良い。

とりあえずWindowsで動作確認。デバイスドライバはZadigでインストールした。BonDriver_FSUSB2Nで無事うごいた。あとはラズパイの録画環境に追加してBonDriver_Mirakurunで動かそうかな。

消費電力を測定してみたらUSBで指した瞬間は40mA、テレビ視聴中は170mA、TvTestを終了すると10mAまで下がった。一回起動してから終了するとスタンバイモードにでもなるのかな?この価格帯ではやはりCATVパススルー環境ではかなり感度が良いのでMX板一択だなぁ。

2024年8月25日日曜日

KTV-FSPCIEの外付け化USBケーブルを作ってみた。

 昨日改造したKTV-FSPCIEラズパイ録画環境で使うべく、外付け化するためのUSBケーブルを作ってみた。まぁそもそもPCで使うにしても外付けで使おうと思っていたし。
ちなみに動作確認や書き換えのときはainexのケース用USBケーブルみたいなケーブルを使用していた。これだとなんかスッキリしないし…

KTV-FSPCIE上にあるUSBコネクタはJSTのPHコネクタの4Pinなので、これに純正のケーブルと同じピンアサインで作成すれば良さそう。PHコネクタはよくUSBマウスとかの内部接続で使われてたりすんだけども、ピンアサインはメーカーによってバラバラだったりするので注意かも。今回はたまたまマルツで売っていたZL2001-4PSというオスメスセットが余っていたのでこれを使ってみることに。

とりあえずテキトーなケーブルをカットしてコンタクトを圧着する。シールドケーブルの場合はGNDの黒いケーブルとシールドの部分を同時に圧着すれば良い(純正がそうだったので)。
圧着にはホーザンのP-706を使用した。

KTV-FSPCIE

ピンアサインは1番Pinから5V(赤)、D-(白)、D+(緑)、GND(黒)だった。ちなみにKTV-FSPCIE上でいうと1番PinはPCIEポート側(下側)。
これでだいぶスッキリ配線することができた。
ちなみに既製品でもPHコネクタがついたUSBケーブルがあるっぽいんだけど、画像を見る限りピンアサインが真逆になっているので、こいつを購入してピンを入れ替えるというのも手かも。カッターの刃とかを爪に入れてやれば外せるし。

USBケーブルが完成したのでとりあえずTvTestで動作確認がてら、MX版じゃないKTV-FSUSB2Nとの比較をしてみた。ちなみにアンテナはBSと混波されているCATVパススルー環境。分波器は使わずにとりあえず直結してみた。

KTV-FSUSB2(チューナーIC:NXP TDA18211HD/C2)のチャンネルスキャン。一応全てのチャンネルがスキャンされてる。
しかし分波器なし環境ではC20しか映らない…C20以下のチャンネルはTvTestだとワンセグに自動切替されてしまう。分波器を通すとC17以外はちゃんと映る。
そんでもってMX版のKTV-FSPCIE(チューナーIC:MAXLINEAR MXL136)のチャンネルスキャン。ほぼすべてのチャンネルで電波強度が高そう。分波器を通さなくても全てのチャンネルがちゃんと映る。C20での比較だと電波強度が5dBぐらい高い感じで、34~35dBは出ていた。
ちなみに分波器を通すとチャンネルスキャンはこんな感じ。ほぼすべてのチャンネルで電波強度がMAXだった。

ということでCATVパススルー環境ではMXL136を搭載したMX版が最強ということに。普通の地デジ環境ならどっちでもちゃんと映るんだけどね。S270(PX-S1UD V2.0)とかもCATVパススルーが苦手だったりするのでCATVパススルーでTS抜きUSBチューナーだとMX版のKTV-FSUSB2(K1103以上)かKTV-FSPCIE(K1102以上)がおすすめかな。ちなみにITE版もあるらしいけどどうなんだろ…

ちなみにCATVパススルー環境での問題なのでおそらく通常のアンテナを上げている環境だと電波が悪い地域以外はそこまで気にしなくても良さそう。

2024年8月24日土曜日

KTV-FSPCIEをWindows 10でTS抜き改造

 KTV-FSUSB2のK0806を使っているんだけども、分波器に繋いで電波強度の対策をしても一部映らないチャンネルが有ったので、チューナーICとしてMXL136が載ってるKTV-FSPCIEを見つけたのでポチってみた。K0806は中期型でチューナーがTDA18211HD/C2なんだけど、後期型のMXL136のチューナーが感度いいという噂があったので試してみたかったし。あとはKTV-FSPCIEのほうが外付けで使うにしてもアンテナ端子が直結なので感度が良さそうというのもある。ちなみにPCIEと言いつつ中身はUSB接続なので外付けで使う前提で購入。

今回入手したKTV-FSPCIEはシリアルナンバーがK1107で基板にISDBT-6005_V1Bというシルク印刷があるものだった。もはや10年以上も前の製品だけどもPCで地デジを見るならコスパいいと思う。純正状態ではWindows 7までしか対応していないので(Windows 8でも動くかもしれないけど)改造前提だけれども、TS抜き改造すればWindows 11でも使える優れ物。

K1102以降のKTV-FSPCIEはR19の抵抗(1005サイズ0Ω)を外してEEPROMを書き込み可にしたらあとはPC上の作業だけで完結できるらしい。チューナーがMaxLinear製に変更になった、いわゆる"MX版"と呼ばれる個体からはサルベージ配線が要らなくなってるっぽい。

ということでとりあえずR19の抵抗を取り外す。ハンダがない人はカッターとかで破壊したりするようだけど、今回は書き込み禁止に戻せるようにハンダで取り外した。

ソフトウェアの方は「FSPCIE-K1102のファーム書き換えツール2」を使用させてもらった。
(ダウンロードオプションの「オリジナルのファイルネームで保存する。」のチェックを外さないとダウンロードできなかったので注意かも。)

Windows 10とかWindows 11だとドライバの署名の問題ではそのままドライバが使えないんだけど、WinUSB1.9ベースのドライバのようなのでWinUSBをZadig経由でインストールしてみた。

まずはインストール用ファイルの準備。

[device]
Description = "ISDB-T DTV Tuner KTV-FSPCIE"
VID = 0x0511
PID = 0x0238
GUID = "{b35924d6-3e09-4a9e-9782-5524a4b79ba4}"

これをコピペしてメモ帳とかに貼り付けてfspcie.cfgで保存する。

[device]
Description = "EEPROM Writer (FSUSB2N)"
VID = 0xEB1A
PID = 0x2874
GUID = "{b35924d6-3e09-4a9e-9782-5524a4b79ba4}"

こちらもコピペして上と別ファイルでe2pwriter.cfgで保存しておく。2つともファイル名は何でも良い。

この2つのファイルを準備したら、KTV-FSPCIEをUSB接続している場合はUSBを抜いておく。

Zadigをダウンロードしてきて実行する。

左上にある「Device」をクリックし、「Load Preset Device」を開く。

そしたら先程作成したfspcie.cfgを読み込んで、WinUSBになっていることを確認して「Install Driver」ボタンをクリック。少し時間がかかる。

終わったら一旦Zadigを閉じてもう一度さっきの手順で今度はe2pwriter.cfgを読み込んでDriver Installをする。このときこちらの場合もWinUSBになっていることを確認すること。

2つともドライバーがインストールされたらKTV-FSPCIEをUSB接続し、ファーム書き換えツール2のセットの中に入っている「fwtool.exe」を実行する。ちなみにZadigでドライバをインストールするとデバイスマネージャー上では「ユニバーサル シリアル バス デバイス」の分類になる。

Zadigでドライバインストールが成功しているとこんな感じでデバイスが表示されるのでリストからデバイスを選択してから「開く」をクリック。
デバイスを開くと"妨害有"になっていたのでやっぱりこの個体は未改造だった。
ということで書き換えを進める。
「外ROM無効化」をクリック。
Errorが出ずに完了したらfwtoolを一旦閉じる。KTV-FSPCIEもUSBの接続を一旦取り外す。
取り外して10秒待ったらもう一度USBに接続する。するとEEPROM Writerとして認識するはず。ドライバは上の手順でZadigでインストールしてるのでそのまま認識するはず。
fwtoolをもう一度開く。
するとさっきとはVIDとPIDが違うデバイスで認識できてるはず。このデバイスをクリックして選択し、開くをクリック。
CRC32が0400E2AEになってることを確認して、「File書出[0]=26h」ボタンを押す。そしたらファイルの保存画面が出るので「eeprom.bin」として保存する。

保存したeeprom.binを書き換えツール2のKTV-FSUSB2.patが入ってるところに移動して、
Quick Beを起動する。
「ファイル」→「パッチファイル実行」を開いて、パッチファイルのところで参照ボタンをおしてKTV-FSUSB2.patを指定して実行する。パッチを適応したeeprom.binをfwtoolと同じところにおいて(書き換えツール2を使えば自動的に同じところにあるはず)fwtoolを起動。
先ほどと同じようにデバイスを選択して開いたら、「Original書込」ボタンが押せるようになってるはずなのでこのボタンを押す。
意外と時間がかかるので待つ。このときにUSB抜き差しとかするとKTV-FSPCIEが壊れたりするので注意。
書き込みが完了したら次は「Patch書込」ボタンを押す。
書き込みが無事成功したらfwtoolを閉じて、一旦KTV-FSPCIEをUSBから取り外す。

次はKTV-FSUSB2Nの手順でドライバをインストールする。PIDの部分も"PID = 0x0029"のままでOK。というのもKTV-FSUSB2.patの中身を見てみると、このパッチを当てたファームウェアを書き込むとPIDがKTV-FSUSB2 K0905と同じになるっぽい。(0000006A、0000006Bの箇所)

あとはTvTestとBonDriverで視聴できるようになってるはず。Windows 11対応になってts抜きもできる様になってる。もはやこの改造はTS抜きするためだけじゃなくて新しいPCとかLinuxで使う場合にもだいぶ有効な手段かも。ツールも軽いし。

例によってこのチューナーは、マンションやアパートではよくあるBSアンテナと混波されてる場合は分波器を間に挟んだほうが電波強度が高まるっぽいので装着することをおすすめする。

ついでにKTV-FSUSB2N化できてしまったので、このままChinachuが入ったラズパイのKTV-FSUSB2Nと差し替えて使用できそう。

2024年7月6日土曜日

Xboxコントローラが操作不能になるので対策してみた。

 先日Xbox ワイヤレス コントローラを買い替えて、PCとはマザボ内蔵のBluetoothで接続しているわけだけども、時間がたつとプレイ中でもたまに接続が切れるので対策してみた。

症状はというと、コントローラー側のLEDは点灯していてちゃんとつながっているようなフリをしているんだけど、実際コントロールが効かなくなる感じ。電池を抜いてXboxコントローラを再起動してやると今度はLEDがずっと点滅していてBluetoothの接続先が見つからない感じになる。つまりXboxコントローラじゃなくてPCのBluetoothアダプタ側の問題?ということでPC側の設定を変更してみることに。(一応コントローラのファームウェアアップデートとかも試したけどだめだった

マザボはGIGABYTE B550I AORUS PRO AX [Rev.1.1]を使っているんだけれども、これにはWiFiモジュールといっしょにBluetoothが内蔵されているのでこれでいつもプレイしていたんだけどもシェアボタンがついてないバージョンのコントローラー(Model 1708)だと問題なく使えてた。Model 1914でBluetooth周りが変わっているらしい(BLEのみの対応になった)ので、とりあえず試しにBluetoothアダプタ周りの設定を変更してみた。

RZ608
マザボに内蔵されているBluetoothアダプタはRZ608が使われていて、Bluetooth 5.2に対応している。このアダプタ自体では電源の管理の設定タブが無かったので上位デバイスの設定を変更してみる。
デバイスマネージャーでBluetoothのところのRZ608を選択した状態で、上のバーの「表示」をクリックして、「デバイス(接続別)」に切り替える。
そうするとRZ608の上位デバイス(RZ608のBluetoothアダプタが接続されている先)がわかる。
よくあるM.2接続のWiFi&BluetoothモジュールはWiFiはPCIEに接続されていてBluetoothはM.2スロットのUSB配線部分に接続されている事が多いんだけどRZ608もそのパターンみたいでUSBに接続されていた。ということでRZ608がつながっているUSBルートハブを右クリックしてプロパティーを開く。
するとRZ608にはなかった電源の管理タブがあるのでここの「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外す。

とりあえずこの設定にしてゲームをプレイしてみているけど今のところ途中でコントローラが切れたりしていないので大丈夫そう。

このパターンはよくあるっぽいのでBluetoothマウスが途中で動かなくなったりBluetoothイヤホンが切れたりする場合もこんな設定を試してみるといいかも。

もしBluetoothの設定で治らなかったらXbox Wireless Adapterでも購入してみようかなとかも思っていたんだけども、遅延を測定している人によるとXboxワイヤレスコントローラのBluetoothの遅延ってそこまででもないみたい。自分のプレイするようなゲームだとわざわざ購入する必要もないような感じだったので今回この設定だけで治ってよかった…

2024年6月8日土曜日

GAN II採用の65W充電器を買ってみた。

 なぜかこの時期になると充電器を買っている気がするんだけど、今年もまた充電器を買ってみた。今回は出張でノパソも充電できて小さいやつが欲しかったので…

最近はノパソもほぼUSB Type C対応になってきたので充電器が共通化できる。前は2ポートとか便利だと思っていたんだけど、ノパソ自体も複数のType Cポートが付いていてPCを終了した状態で充電していても他のType Cポートから電源が出力される仕様なので1ポートの小さな65W充電器が欲しくなった。

小さいのというとやっぱりGAN II採用で、お値段もいい感じだったエレコムにしてみた。
エレコムの1ポートで小型の充電器ってなんか三種類あるんだけど(MPA-ACCP8565シリーズ、ACDC-PD8565BKEC-AC8565シリーズ)MPAとECは販路が違うとかよく言われてるけどACDCってなんだろ?どうやら全部同じものらしいので一番安いEC-AC8565シリーズにしてみた。パッケージとかも違うのかな?
そんでもってカラバリも3パターンあったのでしろちゃん(EC-AC8565WF)にしてみた。
PPSにも対応してるっぽい。
LEDは搭載されていない。そういえば昔は充電負荷とかでLEDが変わったりしていたような気がするけど最近はシンプルなのが多いな。LEDは機種によって寝る時眩しかったりするんだけど、ない場合はスイッチを入れ忘れるとかありそう。そのときはケーブル側でなんとかできそうだけど。

とりあえずケーブルは65Wで使う場合は100Wのケーブルを使わないといけないので前に買ったBaseusの100W PDケーブルを使用してみた。
PC側でも特にエラーが出ることなく充電できたのでこれで荷物の削減ができたぞ…