2021年11月4日木曜日

Raspberry Pi Zero専用USBハブを作ってみた。

 AliexpressでUSB2.0の3ポートハブが1.75ドルで売っていたのを見かけたので改造してラズパイZero用にしてみた。

USB3.0のタイプも同じ値段だったんだけど、ラズパイZeroで使うときはUSBホスト機能がUSB2.0までの対応なのでとりあえずUSB2.0対応品を。そもそもUSB3.0のタイプ、1ポートだけUSB3.0で2ポートがUSB2.0なんだけど、USB2.0の信号だけハブを通してUSB3.0の信号は直結っぽい。それでいいのか…
ストラップもUSBのキャップも付属してきている。
品番とかスペック表記はなにもない…
形状はタイムリーのBLOCK3-BKにそっくり。

早速分解。
隙間にデザインナイフを入れてこじるとかんたんにオープンできた。接着とかもされていないっぽい。ICはSL2.1Aだった。BLOCK3-BKはGL850Gだと思っていたのでやっぱり別物なのかな。値段も違うし。ちなみにVID:PIDは1a40:0101
端子構成はこんな感じ。中にスペースが少し有るようだったので早速ラズパイZero用に改造。
基板と干渉しないようなところにmicroUSB端子用の穴を開けてみた。1.2mmぐらいのドリルで4箇所穴を開けたあとにデザインナイフで広げていく感じ。このケース、結構サクサク切れる。そんでもってOTGの配線(IDをGNDにつないだ状態)のmicroUSBコネクタを内側から挿入してホットボンドで固定。microUSBの端子は昔買ったやつがまだ余っていたので…
USBのオス端子は浮かしながらハンダを当てていたら結構簡単に外れた。
あとはオス端子がついていたところにmicroUSB端子からのケーブルをハンダしてカプトンテープを貼って絶縁しただけ。蓋を閉めれば完成。
これでRaspberry Pi Zero WでUSBポートが3つ使えるようになった!電源のmicroUSB端子とも干渉しない。miniHDMIは使わないので実質OK。
USBホストケーブルにUSBハブを付けて作業していたけどこっちのほうが断然スマートで良いなぁ。

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