2023年2月26日日曜日

ユピテル SN-TW9200dPで64GBのmicroSDを使う。

 親の車のドラレコどうしようと思って探していたら液晶が無いスッキリした2カメラドラレコが出ていたので買ってみた。ユピテルのSN-TW9200dPってやつ。
設定もスマホのアプリからWiFiでできるらしい。正直ドラレコ本体の小さい画面では動画の確認もしにくいのでこういうのは便利かもしれない。

SN-TW9200dPはWeb専用パッケージで化粧箱もエコな感じ。電源ケーブルは末端が半田で処理されているので、ヒューズボックスから電源を取るのが前提な感じ。
車種別でオプションカプラーが出ているのでプラス側はそれから取って、GND側はエーモンのφ6のクワガタ端子を使用して取り付けた。

リアカメラ用の端子も2.5mmジャックなので結構通しやすかった。

そんでもって付属のmicroSDカードが16GBで標準設定で1時間45分ぐらいの撮影時間だったので、ちょっと物足りないなと思ってドラレコ用microSDを購入しようとしていたんだけど、このモデルはどうやらmicroSDHCまでしか対応していないので32GBまでしか使えない模様…

64GB以上はmicroSDXCになって、フォーマットもFAT32からexFATになるため機器側の対応が必要というアレ。

しかしホンダ純正のドラレコも64GBをFAT32でフォーマットしたら行けていたので、ダメ元でSanDiskのHIGH ENDURANCEの64GBを購入してみた。

SDSQQNR-064G-GN6IA

一応ベンチマークしてみたけどめっちゃ速い。

早速SN-TW9200dPに入れてみるとやっぱりエラー。しかしその状態でもSDカードアイコンのボタンを長押ししてみると音声案内が流れてフォーマットを開始できた。しばらく待っていると再び音声案内でフォーマットが完了して普通に使えるようになった。この機種はLCDがないので、全て日本語音声で喋ってくれるんだけど、フォーマット中は動いてるのかどうなのかさっぱりわからないのでなにか言ってくるまで待つべし。

というわけで本体でフォーマットすることにより64GBが使えるようになった。

意外と64GB非対応でも使えるもんなのねぇ。
アプリ上でも録画可能時間が4倍になっていたのであとはフルになるまで走って見るだけかな。おそらくここまでくれば大丈夫だと思うけど。

アプリもなかなか便利なんだけど、Apple CarPlayにスマホをつなげているとWifiがそっちで専有されてしまうので同時使用はできない。そしてドラレコにWifiで繋いでるときに勝手にCarPlayに切り替わって接続が切れてしまったりするのでちょっと試行錯誤中。ドラレコは一旦つけたらほぼ触らないから良さげだけど…

2023年1月22日日曜日

HEVCコーデックを無料でインストールしてみた。

 ゲームマシンを組み立ててOSをクリーンインストールしたらiPhoneで撮影した写真(HEIC形式)やmp4の動画でもコーデックが入っていないので"HEVC ビデオ拡張機能"をインストールしろという画面が。

久しぶりにOSをクリーンインストールしていたが、以前は"デバイス製造元からの HEVC ビデオ拡張機能"と"HEIF 画像拡張機能"をインストールすれば見れていたんだけど"デバイス製造元からの HEVC ビデオ拡張機能"のほうが「コードの使用」と表示されてインストールできなくなっていた。画像を見るだけなら"HEIF 画像拡張機能"だけでも良いと思っちゃうんだけどこれを動かすために"HEVC ビデオ拡張機能"も必要っぽい。

ということで色々調べているとMicrosoft StoreのアプリはオフラインのPCでもインストールできるようになっているようで、オフラインのPCにインストールするやり方でインストールできるらしい。

まずは、オフラインインストール用のファイルをMicrosoft StoreからダウンロードできるURLを生成してくれるサイト"Online link generator for Microsoft Store"を開く。
このサイトではMicrosoft Storeアプリへのリンクを貼り付けると、インストーラーのURLリンクを生成してくれる。

https://www.microsoft.com/ja-jp/store/p/hevc-video-extension/9n4wgh0z6vhq

このサイトに"デバイス製造元からの HEVC ビデオ拡張機能"へのリンクを貼り付けてチェックマークのボタンをクリックする。

そしたらアプリのURLが生成されるので"appx"もしくは"AppxBundle"のリンクを右クリックしてファイルに保存する。このとき、Chromeとかだとセキュリティーの警告が出るけど無視して続行する。(実行ファイルとかの拡張子だと出るっぽい)
ちなみに上記サイトはリンクを生成しているだけで、アプリのダウンロード自体はMicrosoftのサーバから行われるので安心してダウンロードできる。(microsoft.comのサブドメインからダウンロードされた)

あとはダウンロードした"appx"もしくは"AppxBundle"ファイルをダブルクリックして実行。

アプリインストーラーが立ち上がるのでインストールボタンを押せば完了。

あとは"HEIF 画像拡張機能"をストアから普通にインストールすればiPhoneの画像も動画も再生できるようになる。今回はWindows 10を使用したけどWindows 11でも同様に動くと思う。

2023年1月8日日曜日

ゲームマシンのCPUをアップグレードしてみた。

 久しぶりにゲーミングPCをアップグレードしてみた。Ryzen 5700XがAmazonのセールで23,000円になっていたらしいけど一瞬で売り切れたようで…
しかしソフマップでRyzen 5700Xがマザボセットで6000円引きしていたのでポチってみた。
まぁ6000円ぐらい値引きされるのは大きいね。

メモリは一番安いCFDの16GBセットでいいかな?と思って悩んでいたら友人が32GBセットが余っているから譲ってくれるというのでCFDのBallistix Sportを安く譲ってもらった。これはありがたい。

マザボはGigabyteのB550I AORUS PRO AX (rev 1.1)にしてみた。Gigabyteとかあんまり使ったことないんだけどもはやZen3はITXのマザボの選択肢がM.2が2つついてるやつだとこれしかない。あとはBIOSがCPUとメモリなしで更新できるのが良い。(5700Xが動かないBIOSの場合はマザボ単体で更新できるし)
クーラーはDeepcoolのAG300ってやつにしてみた。純正リテンションにそのまま引っ掛けられる92mmファンタイプ。グリスももともと塗ってあった。
純正リテンションが使えるし、バックプレートはもう純正のがついているので。
うまい角度で板バネ自体を両手で押してやれば簡単に装着できる。フックを押そうとすると結構辛いかも。

SSDも今回はMLCタイプのPHM2-512GBを使いまわし。ヒートシンクが剥がれかけていたのでサーマルパッド貼り直した。PCIe4.0のM.2 SSDを買い足そうと思っているので裏側のPCIe3.0スロットに取り付けた。
今どきはマザボにまでバックプレート付いてるのか。

グラボも今のところGeForce GTX 1080なのでまだ性能を体感できてはいないんだけど起動がめちゃ早くなった。

DeepcoolのAG300なんだけどアイドル時はめっちゃ静か。6700Kのときは120mmファンのクーラーでギリギリ搭載していたんだけどこのぐらいのサイズでもTDP65Wだと問題なさそうな気がする。ゲーム中はグラボやケースファンのほうがうるさいし。

これでWindows 11 Readyになった。まだ更新しないけど。


2022年12月30日金曜日

E220-900T22S(JP)でLoRaを試してみた。

 前にTWELITE REDをテレメトリモジュールに使ったりしてみたけど、やはり2.4Ghz帯だと距離的に200~300mを超えると通信速度が落ちてしまって通信できなくなってしまう。ということでLoRaなら920Mhzでより遠くまで届くんではないかということで試してみることに。

E220-900T22SはAliexpressとかで500円とかで超安く売っていたので前から気になっていたんだけど、技適対応のがCLEALINKから出たっぽいのでE220-900T22S(JP)を試してみた。

CLEALINK E220-900T22S(JP)

さすが920Mhz、アンテナが長い。

まずは設定しないといけないんだけど、M0もM1もどうやら内部プルアップされているようで、TXとRXと電源を繋げば自動的にコンフィグモードに入ってる感じ。

ツールなんだけど、Windowsで設定したかったのでEBYTE純正ツールで設定してみることに。このツール、EBYTEの新しいサイトだと1.1なんだけど、1.0じゃないと設定できなかったので古いサイトから持ってくる必要がある。

E220_V1.0
E220_V1.0を起動するとこんな感じ。とりあえずE220-900T22S(JP)とUSBシリアル変換アダプタを接続すればこのツールで設定できる。ちなみに電源電圧は5V入れてもいいけど、信号は3.3Vまでなので注意かも。今回はESP32用の書き換えアダプタを使ってみた。
EBYTE E220_V1.0
とりあえず2台とも同じ設定にしてSet Paramしてみた。そんでもってM0とM1をGNDに落として電源に接続すればUARTの透過モードとして動くはず。とりあえず上記設定はMAVLink用。ためしにTWELITEが置き換えできるかどうか…

結果的にはArduPilotのMAVLinkでは帯域が足りなそうな感じ…
なんとなく通信できてそうだけど通信エラー出まくってしまうのでやっぱりMAVLinkみたいに結構たくさん通信している場合はTWELITEのほうが良いかも。Air Rateも5倍ぐらいあるし…
もしかしたら外部でマイコンとかでバッファしてフローコントロールしたら行けたりするかな?

もともとLoRaってセンサ類から定期的にデータを取るような通信用だしMAVLinkのようなテレメトリだと連続してデータを送るからあんまり向いてないのかな?
しかしそれにしても見通し良ければ普通に1kmぐらい届くみたいだし、9600bpsぐらいの低速で必要なデータだけ送れるようにすればすごく使えるかも。


2022年12月27日火曜日

ESP32-C3-WROOM-02を使ってみた

 秋月でESP32-C3-WROOM-02モジュールが売っていたので買ってみた。ついでにESP-WROOM-02用のブレーク基板もポチってみた。フットプリント同じだろうし…

ESP32-C3-WROOM-02

ESP32-C3-WROOM-02はESP32からBluetooth ClassicがなくなったかわりにUSBがネイティブ対応している感じで、ESP-WROOM-02と同じサイズ。MPUコアもRISC-Vになったりして色々違うけど。ESP-WROOM-02よりお安い。

AE-ESP-WROOM-02

一緒に購入したESP-WROOM-02用のブレークアウト基板、ピン配置だいたい同じだろうと思ってとりあえず購入しておいた。ESP-WROOM-02のピン配置のままブレッドボードにさせるようになっているので少し改造すれば使えそう。ちなみにESP32-C3-WROOM-02とESP-WROOM-02のGPIOのピン配置がぜんぜん違うので、シルクは電源とTX、RX以外当てにならない。ESP-WROOM-02ではGNDだった部分が、ESP32-C3-WROOM-02ではIO0とIO18になっていたのでGNDのパターンをカットしてジャンパすることにした。

AE-ESP-WROOM-02
ちなみに裏側はこんな感じ。裏側からみて左側の2箇所のGNDのパターンをカットして、表面のESP32-C8-WROOM-02をハンダするところの右上の18番と13番のVIAでGNDに繋がってるところ(IO0とIO18)をパターンカットしてからESP32を実装。
ESP32-C3-WROOM-02
そんでもってESP32-C3-WROOM-02を実装したあとにそれぞれIO0とIO18の場所をジャンパー。このブレークアウト基板は通常のブレッドボードでもじゃまにならないので便利。IOピンのシルクがぜんぜん違うので上からシールを作成して貼ったりすると便利かも。
ESP32-C3

ESP32-C3はUSBにネイティブ対応していてブートローダもUSB対応になってるので今までのようなUART用書込機も不要である。USBのピンはIO18がD-でIO19がD+になっている。しかしUSBは5Vなので3.3Vの電源も作る必要がある。
ESP32-C3を起動するためにはENを3.3Vに接続する必要がある。この状態でUSBにつなぐと何も書かれていないのでリセットを繰り返していた。書き込みモードに変更するためにIO8を3.3Vに、IO9をGNDに接続して起動するとUSBで認識されてUSB JTAG/serial debug unitとUSBシリアルデバイスとして自動的にドライバがインストールされた。

あとはArduinoからESP32C3 Dev Moduleで書き込みができるようになった。
USB接続を使ってシリアルモニタしたい場合はUSB CDC on BootをEnableにするのを忘れずに。
一旦Arduinoから書き込みしたらあとはそのまま書き込めるし、うまく書き込めないときはIO9をGNDに落とすだけで書き込めるようになった。

USB CDCだとリセットするたびにシリアルコンソール開き直すのが少し面倒。そしてWifiが切断されるたびにUSB CDCが切断される気が…
とりあえずTXとRXにUSBシリアル変換アダプタを付けてUSB CDC on BootをDisableにしてデバッグしたほうが楽かも。