2019年8月3日土曜日

CH340でESP32に自動書き込みしてみた。

この前FTDIのFT232RQを使った書込みアダプタを作ってみたんだけど、このアダプタ便利なので繋ぎっぱなしにしてもいいように増産してみた。
同じものを作っても面白くないので試しにCH340っていうICが乗ったモジュールで作成してみることに。WCHっていうメーカのIC搭載のモジュールでとってもお安い。
そんでもってWindows Updateからドライバが入れられるらしいので安心だし。Windows 10ならネットに繋がってれば自動で入るらしい?

アマゾンで3つセットで600円ぐらいというとても安いやつ。
ケーブルもおまけで付いてきた。

ジャンパが付いてるんだけど、どうやらTXとRXのレベルを3.3Vか5Vか選べるらしい。ガラス管ダイオード2つ見えるけどこれで3.3Vを生成してるって、全然3.3Vじゃないじゃんという… 赤色LEDが一つ、青色LEDが2つついていて、赤が電源、青が送受信になっていた。

まずはいらない部品を取り外す。ダイオード2本と、3.3VとVCCのコンデンサ2つ。赤色の電源LEDとその抵抗も外した。これでauto reset回路用スペース確保完了。

そしたら部品の実装。ダイオード2つ外したところにはいい感じにSOT-23の3.3Vレギュレータが乗るスペースが。3.3VレギュレータでVBUSから3.3Vを生成することにより、ESP32にも電源がそのまま供給できる。そもそもこのモジュールの3.3V出力そのまま使えなさそうだったし…
3.3Vレギュレータを搭載したことにより、VCCとV3ピンをショートさせる。これで3.3V専用仕様に。
ESP32の自動リセットは前回と同様にNPNトランジスタ2つと抵抗2つを使用した。デジトラしか余ってなくて10kのデジトラ使ったんだけど問題なかった。
ENとGND間には1uFを入れておいた。

裏側は5VとVCCのパターンをビアの手前でカット。そんでもってこの前作ったアダプタとピンアサインを合わせるために、GNDのパターンをカットして5VのところをGNDにした。前回つくたアダプタと完全品コンパチにすることができた。
外した電源の赤色LEDを受信LEDに変更することにより、青で送信、赤で受信という風にわかるようにしてみた。

ちょうどいいESP32がなかったので、ESP-WROOM-02で動作確認してみたんだけど、これで3Mbpsで書き込むことができた。意外とやるぞCH340…
CH340GはCH340Cの様なオシレータ内蔵のチップと違ってクリスタルが付いてるのでそのおかげで高速書込みできちゃってるのかな?
CP2102とかでも2Mbpsいけなかったりして1.5Mbpsがいいところだったりするんだよね。
200円ぐらいなのでこいつを何個か作っておくと便利かも。結局指しっぱになってしまうし。


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