Padavanファームを入れたWT3020が意外と便利で、USBメモリをWiFi経由で使ったり出張先で広告ブロックルータとして使ったりしていたんだけどこれだけのためにMicroUSBケーブルを持ち歩くのも嫌なので改造してみることに。USB Type CからmicroUSBの変換アダプタとかも使ってみたんだけどなんか端子に負荷がかかってそうで嫌だし…
新幹線の中でWiFiを中継したり(セキュリティーソフトでCaptive Portalが開けないPCの場合はこいつを経由してiPhoneからログオンして繋いでた)するときはモバイルバッテリとかからも給電することを考えてPDからも給電できるようにちゃんとCC1とCC2付きの端子にした。
給電専用Type Cコネクタは複数あるようで、2Pinのものは簡単で良さそうだけどUSB A→USB Type Cケーブルじゃないと電源が供給されなかったりするので今回はハンダが簡単そうな6Pタイプにした。
この6Pinタイプは真ん中の2つがCC1 CC2になっていて、外側両側がGND、あと残った2つの端子はVBUSになっている超簡単な端子。これなら基板がなくても簡単に実装できそう。
まずはMicroUSB端子を剥がす。これはスルーホールがついてるタイプだったので少し大変だった。一部パターンが剥がれたけど使わないところなのでOK。
TypeCコネクタは逆さまに取り付けることに。MicroUSBのパターンのところはVBUSとGNDしか来てなかったのでカプトンテープで絶縁しておいた。固定はスルーホールの反対側からハンダを流してハウジング自体にハンダする形にした。一応ハウジングには超薄く予備ハンダをしておいて、裏側からスルーホールに新しいハンダを流し込むと無事固定された。
あとはGNDとVBUSを配線して、CC1とCC2とハウジングのところに1005の5.1kΩ抵抗を取り付けた。写真では超見づらいけど抵抗が2つついてる。
ハウジングを少し削ったら完成。
これでUSB Type Cから給電できるようになって持ち運ぶケーブルが減らせる!PDの充電器でも無事動作した。こうやってmicroUSB給電タイプのデバイスはどんどんType Cにしていきたいな。
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