このSTのSTM32F0x2はBluePillのSTM32F103とかと違って、USBとCANが同時に使えるらしく、安価なUSB-CANアダプタとしてよく使われている模様。
STM32F103の場合はCANを使うとUSBが使えなくなるのでUSB-UART変換ICを別に搭載してSLCANとか。
STM32F103の場合はCANを使うとUSBが使えなくなるのでUSB-UART変換ICを別に搭載してSLCANとか。
InnomakerのUSB2CANはSTのSTM32F072C8T6をメインチップとして使っていて、CANtactやCANableに使われているSTM32F042よりは上位のCPUを搭載している。
詳細は比較してないけどFlashやSRAMの容量が違うのかな…
F042用のバイナリはF072でも動かせるみたいだし。(パッケージによっては出ていないIOがあるけど)
F042用のバイナリはF072でも動かせるみたいだし。(パッケージによっては出ていないIOがあるけど)
まぁオリジナルファームウェアでもラズパイで使う分にはSocketCANで使えるから便利なんだけど、BUSMASTERで使えないかなと思って調べていたらCANtactをPCAN-USBとして使えるファームウェアを発見した。BUSMATERはパッチを当てればUSB2CANでも使えるらしいことをあとから知ったんだけど、PCAN-USB用のツールも結構便利らしいし、ファームウェアを書き換えたほうが色々便利そうな気がする。
ただしUSB2CANはCANtactとLEDのピン配が違ったりi2cのEEPROMが乗ってたりハードウェアに差異があるのでそのままでは使えなさそう。まぁLED気にしないんだったらそのまま動きそうではあるけど。ファーム書き換えはBluePillをBlackMagicProbe化すればなんとかなるかな…
裏面にちゃんとデバッグ用のシルクを入れてくれてたり、空きピンをTPで出してくれていたりと安価な割に至れり尽くせり。
水晶発振子用の空きパッドもあったり。(FA238-16MHzあたりが載りそう)
CANtact用のファームを使うならクリスタル載せないとだめかも?でももともとのファームが内蔵発振器で動いてるので内蔵クロックバージョンでコンパイルすれば行けるのかな。USB2CANはどちらかというとCANableに近いかも。
ちなみにLink LEDはPB11、Rx LEDはPB10、Tx LEDはPB2に繋がってるっぽい。
なのでCANable用のビルドオプションでLEDのポート設定だけ修正してビルドすれば動きそうな気も。
もとに戻せるようにオリジナルのファームが吸い出せるかどうか…
もしくはSTM32F042C6Tを別に買ってきて載せ替えるか?
もしくはSTM32F042C6Tを別に買ってきて載せ替えるか?
どうもUSB2CANの振る舞い的にはcandleLight_fwベースっぽい気がするけど。WCIDでWindowsでも標準ドライバで認識するし、Linuxではgs_usbで認識するし。
でも意外とWindowsで使う分にはmicrobusでそのまま使えちゃうのでそこまでしてPCAN-USB化しなくてもなーと思ったり…
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