ラズパイ3B(+じゃないほう)を未だに録画環境として使っているんだけど、TSファイルの転送が遅いのが気になる。3BはLANが100Mbpsまでしか対応していないし、内蔵WiFiもそんなに早くない。
というわけでOrange Piで使用していたTOKAIZ TWA-001を使用してみることに。このWiFiアダプタは11ac対応で433Mbpsの1ストリーム対応なのでラズパイに繋いでどのぐらい出るのかなということで。まぁギガビット対応のUSB LANアダプタを使ったら300Mbpsぐらいは出るらしいんだけどね…
ラズパイ3Bに現在入ってるOSはbullseye(カーネル6.1.21-v7+)で、試しにTWA-001を指してみたけど反応なし。bullseyeにはrtl8811cuを動かせるモジュールは入っていないっぽい。ビルドしないといけないな…
8821cu-20210916
今回はこのモジュールを使用することに。RTL8811CUとRTL8821CUは同じモジュールで動いて、違いはストリーム数だけっぽい。このモジュールは一応Raspberry Pi OS対応なのでそのまま動くはず…
インストール手順も書いてあるとおりにコマンドを実行していくだけで簡単だった。
sudo apt-get install raspberrypi-kernel-headers build-essential bc dkms git mkdir -p ~/src cd ~/src git clone https://github.com/morrownr/8821cu-20210916.git cd ~/src/8821cu-20210916 sudo ./install-driver.sh
こんな感じでインストールスクリプトを実行すると10分ぐらいでビルドが完了する。最後に設定変更するか聞かれるけどとりあえず設定はデフォルトで問題ないと思うのでnでそのまま終了した。
インストールもやってくれてるっぽいので、ラズパイを再起動してifconfigをするとインターフェースが増えてる!エラーも出ずに意外とあっさりビルド完了してびっくりだ…
この録画用ラズパイはCUI運用なのでCUIからWiFiに簡単に繋げられるように設定してみた。
sudo raspi-config
で設定ツールを開いて
Advanced Optionsを選択Network Configを選択NetworkManagerに設定sudo nmtui
をするとNetworkManager TUIでWifiに接続できるようになる。
Activate a connectionを開くと
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