PX-BCUDとKTV-FSUSB2で地デジとBS/CS録画可能なRaspberry Pi 3B、そろそろmicroSDがヘタってきて遅いのでRaspberry Pi OSで再セットアップしてみた。
未だにRaspbianだったし…
最近nasneも売れてるみたいだしね。Chinachu+Mirakurunでnasneみたいに使えないかなとか思ったり。
Raspberry Pi OSのセットアップは簡単になってるっぽい。とりあえず公式サイトからRaspberry Pi ImagerをダウンロードしてきてRecommendedなGUI付きの32Bit版をインストールしてみた。
今回microSDにはこの前ドラレコにも購入したSandiskのHIGH ENDURANCEの64GBにした。本当はMLCなIndustrialが欲しかったんだけど高かったので…
セットアップ時は過去のブログ記事(自分用メモだし)を参考にコマンドをコピペしてセットアップすると便利なのでまずはsudo apt-get install xrdpでWindowsのリモートデスク接続できるようにしておいた。これやると右クリックメニューのコピーでテキストだけじゃなくてファイルもコピペできるので便利(ドラッグアンドドロップはできないけど)
前回はCUIのみにしていたんだけど今回は再生機としても使いたかったのでGUIに。いままでWinSCP使ってたけど意外とxrdpでのファイルのコピペも便利なのよね。
今回は録画管理にChinachuとチューナ管理にMirakurunを使用することに。
まずはPX-BCUD用にrecdvbのセットアップ。こちらは前回同様で問題なくビルドできた。
Mirakurunで使う場合はやはりrecpt1とコマンド互換なdogeel版が良さげ。
次にKTV-FSUSB2用にrecfsusb2nのセットアップ。こちらも前回同様でそのままビルドできた。しかしrecfsusb2nをCATVパススルー対応化したときにUHFに戻すのが面倒なので起動オプションで切り替えられるようにまた改造を加えてみた。--catvで周波数設定部分をCATVの計算式にしてくれるやつ。ちなみにチャンネル番号の頭にCをつけるバージョンも作ってみたんだけど、これだとMirakurunでは手動でチャンネル指定しないといけなくて面倒だったので…
ちなみに今回もBCASカードはPX-BCUDと共用にした。(どっちみちUSBポート3ポートうまるんだよな…)
ちなみにどちらもHTTPサポートはMirakurunにも付いてるので無効にしてる。
ここまでは前回のシステムと同様なんだけどここからはMirakurunとChinachuのセットアップ。
curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_14.x | sudo -E bash - sudo apt-get install nodejs sudo npm install pm2 -g sudo npm install mirakurun -g --unsafe --production
こんな感じでとりあえずnodejsとMirakurunをインストール。nodejsはv14にしてみた。pm2でプロセス管理されているようなので最初にpm2のインストールが必要っぽい。
- name: KTV-FSUSB2N types: - GR command: recfsusb2n --b25 --catv <channel> - - isDisabled: false
チューナー設定はこんな感じで追加した。今回はCATVパススルー環境なので勝手にCATV対応して--catvオプションつけたバージョンを使用しているのでこんな感じになってる。通常環境だと--catvオプションはないはず。これだとCATVをGRとして登録できるのでMirakurunの地デジ用のチャンネルスキャン機能が使えるのである…(便利
sudo mirakurun restart curl -X PUT "http://localhost:40772/api/config/channels/scan" sudo mirakurun restart
Mirakurunを一旦再起動してチューナー設定を反映させてからチャンネルスキャンをして、チャンネルスキャン終わったらもう一回Mirakurunを再起動させてチャンネル設定を反映させる。
ちなみに今回はBS/CSとCATVが混波されてる環境だったんだけど、分波器を通さないとKTV-FSUSB2の受信感度が下がってしまってうまく受信できないチャンネルもあった。fsusb2nを使う際はやはり分波器通したほうがいいかも。
お次はChinachuのインストール。
git clone git://github.com/kanreisa/Chinachu.git ~/chinachu cd ~/chinachu/ ./chinachu installer
1のAutoを選択。
めっちゃ時間がかかった…ラズパイ3Bだと3時間かかった…
cp config.sample.json config.json
これでコンフィグファイルを作成して起動準備完了である。pm2でChinachuも自動起動できるように設定しようとしたんだけど、npmのバージョンの関係かなのかうまく起動しなかったので無理やりcronで起動することに…
@reboot /home/pi/chinachu/chinachu service wui execute @reboot /home/pi/chinachu/chinachu service operator execute
あとはラズパイ起動時にcronがChinachuを起動してくれるので http://raspberrypi:20772/ にブラウザからアクセスすれば予約やリアルタイム視聴が可能になる。(ホスト名変更してる場合はホスト名をあわせて
スマホでのリアルタイム視聴も可能っぽい。ラズパイ3BだとHWエンコードでもMP4トランスコードは厳しそうなんだけど、VLCのアプリ版を入れればスマホでもM2TSのすべて無変換設定でリアルタイム視聴が可能だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿