2021年10月22日金曜日

EliteDesk 800 G3 DMにM.2 SSDを増設してみた。

 知り合いが小さいデスクトップPCを探していたのでQualitで売っていたHP EliteDesk 800 G3 DMを勧めたところ、SSDにアップグレードしてほしいと言われたのでやってみた。

もともとSSDモデルもあったようなんだけど、見たときには500GBのHDDモデルしかなかったらしい。でもクーポンで27000円ぐらいで購入できた。

SSDは2.5インチの適当なやつを入れようと思っていたんだけど、分解してみたらM.2スロットが空いていたのでM.2タイプのSSDを入れてみることに。

SSDは安いのでいいって言われたので、ADATAのSWORDFISHの250GBが3980円だったのでとりあえずこれにした。M.2用のネジが無かったのでAINEXから出ていたネジを購入。ホムセンのほうが安いかも。あとはディスプレイポートしか無いので変換ケーブル。

まずは純正の状態でBIOSを更新して、TPMのバージョンも確認しておいた。最初から2.0になっていた。Win7で使ってたやつとかだと1.2になってるかもしれないのでWindows 11を入れるのであれば2.0にしておいたほうがいいかも?今回はWindows 11を入れるつもりだったので2.0がほしかった。

ASWORDFISH-250G-C
このSSD、いっちょ前にヒートシンクが付いてるけどだいぶ薄い。
250GBだと部品点数も少ないな。

早速EliteDesk 800 G3 DMを分解。後ろのロックを外して前の方に上のカバーをスライド
あとは上に引っ張れば外れる。
結構コンパクトにまとまってるなぁ
HDDを外すときはHDDの上のレバーを引くだけ。
HDDがを外すとM.2スロットのカバーが見える。このネジを2つ外す。
ちゃんとWiFi用のアンテナまで用意されている。とりあえずアンテナが邪魔だったので少しずらして、M.2 SSDを入れる。ネジは付属していないのでM.2用って売っているミリネジが必要。汎用のネジを使うのであれば低頭のM2の2~3mmでいけそう。ホムセンに売ってるPC用小ねじだとM2x4mmしかなかったのでちょっと長いかなぁ?今回使用したAINEXのやつはM2x2mmだった。
SSD換装
ヒートシンクに透明の保護シールが張ってあるので剥がすのを忘れずに。
あとはもとに戻すだけ。
HDDは使わないので取り外しておいた。

Windows 11を新規インストールしてみたけど普通にドライバも全部はいる感じだった。グラフィックドライバもIntelからWindows 11対応が出ているのでそれだけは手動で更新しておいた。

最後に色々セットアップが完了してから速度を測ってみた。シーケンシャルは2.5インチのSATAのSSDに比べて2倍ぐらい出ている。ランダムは同じぐらいかもしれないけどそれでも同価格帯の2.5インチSSDに比べたら結構早いほうかも。
一番安いM.2 SSDを積んでみたけどM.2が使えるならコスパは断然高そう。
このぐらいの速度なので温度も読み書き時で40度付近で安定してて安心して使える。

2 件のコメント:

  1. TPMのバージョンとは何のことですか? またM.2 NVMS SSDしか刺さなければ、自動的に起動ディスク(C:)となりますか?

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    1. TPMはデータの暗号化用のモジュールのことです。BIOSの設定画面に入ることによってバージョンの確認や設定変更ができます。TPMのバージョンはWindows 11を入れる場合にTPM 2.0が必要ということだったので確認しました。(回避方法もあるようです)
      M.2 NVME SSDのみの状態でOSをインストールすれば自動的に起動ディスク(C:)として認識されて、SSDからWindowsを起動することができるようになります。

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