2020年9月9日水曜日

DACの無音時のノイズが気になるので対策してみた。

Minisforum S41が結構普通に使えるので結構常用してるんだけど、ヘッドホン出力がないのでUSBのDACを使っていたんだけど、イヤホンをしていると無音時にホワイトノイズっぽいサーっていう音が気になるので対策してみた。こういうノイズのことを残留ノイズというらしい。

DAC自体が悪いんじゃないかということでDigiFi付録とかXonar U3とかSound Blaster Play!とか色々試したんだけど結局SONYのUAB-350っていうUSBオーディオインターフェースが一番ノイズが少ない感じだった。

昔はよくCreativeのX-FiとかS/N比が120dBとかそういうレベルのサウンドカードを使っていたから気にならなかったんだと思う。最近はスマホ用とかにUSB TypeC接続のALC5686とか搭載したDACあるけどどうなんだろう…

数年前にオンボでイヤホンを使うために作った抵抗入りケーブルを思い出して装着してみると結構改善された。最近の自作マシンはオンボでも残留ノイズが気にならなくなるレベルだったので使っていなかったやつ…
どうやら7年前ぐらいに作成したらしい。

どんなものだったかすっかり忘れていたので分解してみるとLとRのラインに直列に75Ωの抵抗が入っただけの簡単なものだった。だけど効果は絶大で自分が通常使っているぐらいの音量でも無音時のノイズが感じられないレベルに。
原理的にはクロストークも減るらしいが、クロストークは通常耳で感じられるレベルじゃないのでわからないかも。そもそも3Dサウンドとかバーチャルサウンド対応のUSBサウンドカードのサラウンド機能をクロストークと勘違いしてしまう人もいるらしいけど…

まあ結局イヤホンのインピーダンスがDACに対して低すぎていただけだったということなのかもしれない。この抵抗入りケーブルを入れたらシステム音量も今まで2%あたりで調整していたのが30~40%あたりでちょうどよくなって、音量調整もしやすくなった。アッテネータを購入してもいいかもしれないと思ったけども、この程度のケーブルで音量調整もやりやすくなったし特に音質劣化とかも感じていないのでこれで行くことに。
せっかくなので見た目重視で作り直してみようということで中華部品を購入して作り直してみた。
オーディオは見た目の高級感大事という気がするので、それっぽい見た目の安い部品を購入してそれっぽく作ってみた。グランドループアイソレータを作ったときみたいな高級感を出したかっただけ。ちなみに価格は全部で約380円。
一応ケーブルはシルバーメッキって書いてあったのを購入。抵抗値が低いらしいけど抵抗入ケーブルに使用するという贅沢。
端子は一応4極のものを使用した。スマホ用とかのマイク付きイヤホンも使えるように…
抵抗は一応100Ωのカーボン抵抗が手元にあったのでそれを利用した。良さげだったら金属皮膜抵抗でも買ってこようかな…
構造は簡単。LとRに直列に抵抗が入っているだけの短い延長ケーブル。それっぽさを出すためにダイソーの色付き熱収縮チューブを使ったり4つ編みしてみたりした。
これだけでも今回の材料費の10倍以上で売ってそうな見た目…

これが結構効果絶大でSONYのUAB-350とMDR-EX300SL(インピーダンス16Ω)の組み合わせで無音時のノイズが気になっていたんだけど、それが聞こえなくなった。
そして音量調節もシビアだったんだけど30~50%ぐらいでいい感じに調整できるのでUAB-350の音量調節ボタンがすごく使えるようになった。
Digi-Fi No.10のDACだと抵抗値これの2倍でもまだ音量高い感じ。もう少し高くしないとホワイトノイズぎりぎり聞こえちゃうかなぁ。

安値でとりあえずPCでヘッドホンのホワイトノイズ対策したい人にはおすすめかも。

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