2017年7月1日土曜日

簡易PoEでRaspberry Pi Zeroを動かす

簡易PoE用に注文していたDC-DCコンバータが届いたので早速PoEスプリッタ側を作ってみた。
もうスプリッタというよりただ繋いだだけな感じだけど。

使用したDC-DCコンバータはMPS MP2325っていうICを使っているモジュール。

MAX 24V入力で最大出力は3Aの割にちいさい。

抵抗がたくさんついてるのは裏面のジャンパで電圧切替えられるようにするためみたい。
デフォルトで半固定抵抗で調整できるようになってる。
なんかところどころシルクがおかしいのはご愛嬌。このモジュールで1ドルしないし…

今回はRaspberry Pi Zero用に使うので5V固定に設定する。

固定に設定する場合はADJのところのパターンをカットして、5Vのところをハンダでジャンパすれば良い。入力にはXHコネクタをつけてみた。

Raspberry Pi ZeroはLANポートがついてないのでこの前購入したAX88772B搭載USB LANアダプタを使用する。
このLANアダプタはもうRaspberry Pi Zero専用みたいになってるのでUSB端子もmicroUSBに変更してみた。

ついでにLEDもチップLEDに交換してみた。
青色はだいぶ明るいので、LED用の抵抗も2.2kΩぐらいに交換して微妙に低消費電力に?

とりあえず適当なLANケーブルをカットして、1,2,3,6ピンをLANアダプタに直結し、4,5ピンをDC-DCコンバータのIN+、7,8ピンをGNDに接続した。
Raspberry Pi ZeroにはLANアダプタから給電すればよいのでDC-DCコンバータの出力はLANアダプタに直結してみた。

こんな感じで結構接続が簡単になった。
PoEインジェクタは接続注意かも。PoE側とLAN側を反対につなぐとハブが死ぬかも?
とりあえず簡易PoEなので12VのACアダプタを使うことに。
念のため、機器を繋ぐ前にDC-DCコンバータからはちゃんと5Vが出てるかどうか確認しておいた。


簡易PoEインジェクタに電源を入れるとRaspberry Pi Zeroはちゃんと起動してLANにもつながる!
簡易PoEでLANケーブルがどこまで長くできるかは今後試してみないと。


0 件のコメント:

コメントを投稿