LuckfoxでWiFiを使えるようにしたのはいいんだけど、WiFiだとUSBドングル側のMACアドレスなのでIPアドレスは毎回同じのが割り振られているんだけど、LANとNDISはビルドするたびにMACアドレスが変わってしまうのでmDNSを使えるようにしてみた。
mDNSはavahi-daemonというパッケージを追加すれば使えそうだったので追加してみる。
前回同様Ubuntu上のSDKでの作業になる。
cd $HOME/luckfox-pico/sysdrv/source/buildroot/buildroot-2023.02.6/ make menuconfig
Target packageのNetworking applicationsでavahiを有効にする。
avahiを有効にしたらIPv4LLとmDNSを有効にする。IPv4LLはWindowsで言う自動プライベートアドレスを使えるようにできる(DHCPでアドレス割り振られないとき)のでついでに有効にしておいた。
あとはいつもどおりSaveして、
make savedefconfig make cd $HOME/luckfox-pico ./build.sh lunch
でLuckfox Pico Mini Bの内蔵フラッシュを選択したいので、2-1-0の順番で選ぶ。
./build.sh
でビルドする。
あとはWinSCPでWindows側にファームウェアを転送して書き込むだけ。
このままLANに接続するとデフォルトでhostnameがluckfoxになっているのでluckfox.localで接続することができる。
ためしにコマンドプロンプトからssh root@luckfox.localするとログオンすることができた。
しかしビルドするたびにssh-keygen -R luckfox.localしないといけないけど…
とりあえずこれでWiFiで接続しても、LANで接続してもいちいちルーターの設定画面でIPアドレスを探さなくても良くなったので便利。
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