昨日、Luckfox Pico Mini Bの動作確認ができたので今回は早速内蔵のEthernetを使用してLANに繋いでみた。本当は純正のオプションのようにパルスコイル内蔵のRJ45コネクタを使わないといけないんだけどそのまま繋いでもとりあえずつながるらしいので試してみた。純正オプションだとHR911105Aを使ってるっぽい。保護用のダイオードとかも入ってそう。
前にRaspberry Pi Zeroで監視カメラを作ったときにカットしたLANケーブルが残っていたのでこれを使ってみることに。rv1103に内蔵されてるEthernet PHYは100BASE-Tなので使用するのは4本。
TXP、TXN、RXP、RXNにそれぞれケーブルをつなぐんだけど、TXがオレンジの対、RXが緑色の対になってて、PがPositiveで白線が入ってるほう、NがNegativeでそれぞれの色のほうを接続する。まぁ今回はとりあえずお試しなので直結
LANケーブルがハンダできたら今度はLANポートを有効にしたバージョンのbuildrootを自分でビルドしないといけないのでビルド環境を作ってみた。
Oracle VMの中にUbuntu 22.04をインストールして公式の手順に従いながらビルド環境を整える。あと日本語で詳しく説明されている方もいたのでこちらもすごく参考になった。
./build.shを実行する直前にdtsファイルを弄ってEthernet PHYを有効にする必要がある。これを実行すると結構時間がかかるので実行する前にやった方が良い。
Ethernet PHYを有効にする方法はこちらの公式Wikiを参考にした。
開発環境のフォルダの中で
luckfox-pico/sysdrv/source/kernel/arch/arm/boot/dts
の中にある
rv1103g-luckfox-pico-mini.dts
の中で
gmacのところのstatusをdisabledからokayに書き換えて保存する。
あとは./build.shを実行してLuckfox Pico Mini B用のSPI NAND用イメージをビルドした。
36分かかった…
output/imageフォルダをWinSCPでWindowsに持ってきて昨日アップデートしたように書き込んで完成。
起動してみると…
無事インターネットに繋ぐことができた!とりあえずLANポートも動くことが確認できたので100BASE-T用のパルスコイル搭載のRJ45ポートを買ってこないとなぁ
LANにつながったので、USBポートをUSB HOSTとして使えるようにしてみたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿