2016年5月14日土曜日

REVIVE USBを自作してみた。その1

REVIVE USBっていうのは自作のUSB入力デバイスを作れちゃうUSBマイコン基板で、電子工作キットと組立済み基板として売ってる。
たしか4、5年前ぐらいに購入した記憶があるんだけど、ジャンクな格ゲーアケコンに組み込んだまま友人にあげてしまったような…

こいつがあれば低遅延のゲームコントローラが作れるので、格ゲーコンとかを自作してる人もいるみたい。ポーリングレートが1000Hzのゲームコントローラってなかなか無いかも?
基本的には12キーなんだけど、マトリクス配線用のファームウェアにすると36キーまでいけるので、FPS用にカスタマイズ可能な左手用キーボードとかも作れそう。

なんとこのREVIVE USB、Assembly Deskで回路やプログラムが公開されてる!

久しぶりに使いたくなってしまったのでREVIVE USBを自作してみることに。
部品リストはAssembly Deskに有る「キット作成方法・使用方法」の10ページ目に載ってる模様。
マイコンはUSB対応のPIC18F14K50を使用しているっぽい。
セラロックは手持ちがなかったのでクリスタル発振子を使ってみた。

ポリスイッチは一応USBポート保護のために入れておくことに。
0.17Aがなかったので0.2Aで代用。
PIC18F14K50は秋月で買ってきてもらったー

回路図が公開されていたので回路図通りに組み立て。
クロック発振子付けて、各ピンをプルアップしてるような簡単な回路。
VUSB端子には内蔵レギュレータ用のコンデンサ、あとはパスコンぐらいかな?

各ピンの1kのプルアップ抵抗と0.1uFのコンデンサ2つをチップ部品にしたことにより結構小さくなった。(一枚目の写真のディスクリートなコンデンサは結局チップ部品に置き割ってしまったというわけ。)
クロック発振子のコンデンサもICソケット内に入れることによって小型化…
マイクロUSBの基板のせいで長くなってしまったなぁ

REVIVE USBはMicrochipのUSB HIDブートローダを使っているみたいなので書換え用のジャンパが必要なんだけど、USBに指すときにだけ導通すればいいのでタクトスイッチにして裏面に付けてみた。
この位置だとスイッチを押しながらUSBケーブル差し込むの楽かなーと。
最初は一枚目に写ってるスライドスイッチにしようかと思っていたんだけど、小型化のためタクトスイッチにしてしまった。

IOのピンは12本+GNDで良さそうだったんだけど、一応5Vもだしてみた。
GND1本じゃ足りなかったかなぁ…

とりあえずハードウェアは完成したので次回はブートローダの書き込みとファームウェアの書込み

ちなみに一枚目の画像から使用した部品(SMD部品使ってるので1枚目の画像から少し変わってる。)
・PIC18F14K50 220円@秋月
・ポリスイッチ0.2A 48円@梅澤無線
・ICソケット 20Pin 30円@梅澤無線
・12Mhz&0.22pFコンデンサ eBayでたくさん買ったので今回使った分で20円ぐらい
・0608 0.1uF×2
・2012 1kΩ×12
・マイクロUSBブレークアウト基板
0.1uFと1kΩとマイクロUSBブレークアウト基板に関してもeBayでそこそこ購入してるので今回使った分で50円もしないかも。
ユニバーサル基板とかbootボタンは不要になった基板をバラして使った…

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