FreeWLANはFONのプラグインでFONにいろいろな機能を追加することができる。普通のLa Foneraでは結構簡単に入れられるけどLa Fonera+(FON2201)に入れるのはなかなか面倒だった。
普通のFONとの違いはWANポートのほかにLANポートが付いてるということぐらいだと思っていたがファームウェアも全く違うものだった。
とりあえずSSHを使えるようにするために初期のファームウェアに戻した。FONはネットにつないでいると自動的にファーウェアを更新する機能があるのでネットにつないでいたFONにFreeWLANを入れるにはまず初期のファームに戻す必要が出てくる。
今回は前にDD-WRTを入れたあとに純正ファームに戻した時の方法を使用した。この方法では強制的に1.1.1r1に書き換えることができるのでバージョンを下げたいときにも使えるし、起動しなくなったときにも使える。(Redbootが動くけどファームウェアが読み込めない状態限定だけど)
Fonera+を純正ファームに戻してみた
そしてファームウェアをダウングレードしたらFONのWANに何もつながない状態でLANをPCにつないでhttp://192.168.10.1にアクセスしてバージョンが1.1.1r1になってるか確認する。
今度はSSHを使えるようにしなければいけない。
SSHを使えるようにするためのimage.binをダウンロードしてきてPoorTFTPなどでTFTPサーバーを立てる。
puttyで192.168.1.1のポート9000にTelnetでつなぐ準備をしたら
PCと電源を切った状態のFONを直結し、PCのIPを192.168.1.254に固定する。
コマンドプロンプトを出して
ping 192.168.1.1 -t
をしたままFONの電源を入れてPingが通った瞬間にさっき用意しておいたputtyの接続ボタンを押す。
Redboot>と出たら次へ。
でなければ電源を入れるところからやり直す。
TFTPサーバーが立っていて設定したディレクトリにimage.binが入ってることを確認したら
load -r -b 0x80100000 image.bin
fis write -b 0x80320000 -f 0xa8260000 -l 0x003f0000
を実行する。結構時間がかかるので待つ。
おわったら
reset
で再起動する。
そしてFONをネットにつながない状態でPCからSSHで192.168.10.1につないでみる。この時さっきPC側で固定したIPをDHCPに戻すのを忘れずに。
SSHでつなぐのが成功したらWinSCPなどを使ってSCPで192.168.10.1につないで/tempにfwlan094-2201.tgzを転送する。
そしたらSSHでつないで
killall fonstate fonsmcd watch_chilli chilli httpd
cd /tmp
tar -xzv -f fwlan094-2201.tgz -C /
とコマンドを打つだけ。この時最後のコマンドを打つとファイルを解答し始めるのだが、これが以外と時間がかかるので根気よく待つ。
そして終わったら
reboot
と入力しエンターを押すと再起動する。
これでFONにFreeWLANが入ってるはずである。
なかなか手順を踏まなければいけないけどこれでFonera+にもFreeWLANを入れることができた。
もしどこかでミスって起動しなくなってしまった場合は
Fonera+を純正ファームに戻してみた
の方法で簡単に元に戻すことができる。
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