以前余ったファンをUSBで使えるように、5Vから12Vに昇圧してファンガードを両面につけてUSB扇風機として使うようにしてみたのだけれども、やっぱり風量が足りない。ポータブルファンとかと比べると回転数に対しての風量が少ない気がする。
PC用のファンなので実は風量よりも風向きがあまり良くないのではないかということで調べてみると、AINEXから風の直進性を高めるアイテムが出ていたので試してみたかったのだけれども販売終了していたので同じようなものを作ってみた。
整流板としてはとりあえず形状は何でも良さそうではあるけどもオリジナルを忠実に再現してヘキサゴン形状にした。大きさもスペックから同じぐらいの大きさにしてみた。ファンと嵌合する部分の長さがわからなかったけど予想でこんな感じに。Onshapeフリープランなのでfan boosterで検索すれば見つけられるかも。というわけで例によって3Dプリンタ持っている人にお願いしてプリントしてもらった。ファンと合わせるくぼみのせいで余計なサポートが付いてしまったようで申し訳ないけど。
これ実は反対面をサポートにしたほうが良かったのでは?と思ったけどもまぁとりあえずこれでも問題なさそう。
ファンに装着するとこんな感じ。オリジナルはきつかったみたいだけどそれを考慮してゆとりをもたせたおかげでいい感じに装着できた。効果の程は結構絶大で、ネジ止めせずにつけたり外したりして試してもかなり風の直進性が高まってることが感じられる。自分に風を向けていると今まではファンの回転数調整はいらないと思っていたが少し下げられるように回転数を調整したいぐらいに涼しい。このファンだと2mぐらいでも風が感じられるぐらいには直進性が増していた。
次は風量を調整できるようにしないと…
もう少し小さいファンで持ち手をつけてハンディーファンでも作れそう。