2021年5月9日日曜日

CH340Kを試してみた。

CH340シリーズは最初の頃はあんまり安定性が良くないという噂を聞いていてあんまり使ってなかったんだけど、コピー品が悪さをしていたようで試しにCH340Eを使ってる限りでは問題がなかった。
データシート見てるとCH340KはCH340Eのアクセスランプの代わりにDTRが出ている…ということはESP32の自動書き込みに使えるぞ…
ということで探していたんだけどAliexpressとかでも10個以上とかでしか売ってないしそもそもあんまり売っていないのでとりあえず秋月の商品リクエスト入力フォームに入力しておいた。

そしたらついに秋月でCH340Kのお取り扱いが始まっていたので、ポチってみた。
ついでにピッチ変換基板もおすすめされていたしやすかったのでポチポチ。
CH340K
CH340EとCH340Kはピン数同じだから同じパッケージだと思っていたけど違うのね。あんまり良く読んでいなかった。まぁCH340Gとかに比べればだいぶ小さいけど。
しかしDTRつけたあたりESP32の自動書き込み狙ってない?だってDSRはついてないんだよね。
というわけで早速ピッチ変換基板上でお試し。
V3という端子がついているけれども、FTDIみたいに3.3Vを出力するための端子ではないみたい。

とりあえず認識するかどうかの確認はVCCを5VにつないでV3ピンとGNDに0.1uFをつないだだけ。
デバイスマネージャーだとUSB Serialとしてドライバが入っていない表示になっている。
USB Serialを右クリックして"ドライバの更新"→"ドライバを自動的に検索(S)"。
その次に"Windows Updateに更新されたデバイスドライバーを探索する"をクリック。

するとWindows Updateに飛ばされるのでそこでオプションの更新プログラムを開く。
ドライバー更新プログラムってところをクリックすると一覧にドライバが出てくるのでwch.cnにチェックを入れてインストールしてみる。
そんでもって抜き差しや再起動するとちゃんとCH340Kとして認識していた。
ドライバのEXEを中華サイトからダウンロードしてこなくてもインストールできるのは精神衛上良いな…

早速cooltermでテスト。
とりあえずループバックテストもオッケーだし、cooltermだと右下のRTSとDTRの緑のボタンをクリックするとRTSとDTRの状態を変化させることができる。active lowなのでオフのときにピンから電圧が出るはず。
ためしにオフにしてピンの電圧を測ったら4.5Vぐらいだったので(VCCが5V切ってるからかな)やはり出力レベルはVCCに依存?ESP32とかの3.3V系マイコンで使う場合は素直に外付けレギュレータ使ってCH340K自体も3.3V駆動にしておいたほうがいいかも。

とりあえずこんな状態でもテストできたのでデジトラまで搭載したESP32書き込み器作ってESP32-CAMに搭載したいなぁ

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