2021年2月17日水曜日

USB Type Cなメス端子基板を購入してみた

 Aliexpressを見ていたらUSB2.0デバイスをUSB Type C端子化できそうなメス端子が乗った基板が出ていたのでつい購入してしまった。
まぁ最近そこそこ見かけるUSB 2.0に必要な端子だけが結線されたType C端子が乗った小基板である。

JRC-B008
基板にはJRC-B008って言う刻印があって反対側には5VとD- D+ GNDのパッドがある。
R1って書かれた1005用のパッドがあるけどCC1とCC2が繋がれていてもう一方はGNDになっている。
今回はデバイス側にこの端子を使用するのを想定しているのでCC1とCC2はどっちも5.1kΩでプルダウンするのがUSB Type Cの規格的に良いんだけれども、CC1とCC2がまとめられているのはホスト側によってはラズパイ4の初期型で問題になったようにオーディオモードと誤認識してしまう場合がありそう…

USB Type A→USB Type Cのケーブルを使って使用する場合は特に問題が出ないけど、USB Type C同士のケーブルを使用する際はこのままだとうまく動かない場合もありそうなので改造することにした。
改造内容としてはCC1とCC2を切り離して、どっちも5.1kΩの抵抗でプルダウンすれば良いことになる。この基盤の場合はJRC-B008っていうシルクがある面(プルダウン抵抗をつけられる面)のCC1がR1につながっているところのパターンをカットすれば簡単に対応できそうということでそれで対応することにした。抵抗は1608のほうがGNDパターンにわたすにはいい感じ。

片方1608でもう片方を既存の1005のパッドにハンダすると抵抗が二種類必要なので無理やり1608を2つ実装してみた。
とりあえずこれでUSB Type Cのケーブルでつないでもデバイス側として認識するはず…

ひと手間改造が必要だけど1個30円っていう価格ならいい感じな気がする。

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