最近USB3.0→SATA変換アダプタばっかり買ってる気がする…
やはり光学ドライブが認識できないのがどうにも気になって最終的にASMedia製のアダプタも買ってしまった。
Aliexpressで3.68ドルだったし…
ただしAliexpressで超安いこのアダプタ、製品名のところにはASM1053eって入ってるのに製品説明のところにはASM1153eって書いてあってASMediaなのは確かそうなんだけどチップが新旧どちらかわからない感じになっていた。
まぁ超安いのでついポチてしまった。
まぁこのタイプだと5Vしか供給できないので説明には2.5インチHDDとSSD専用と書いてあった。
とりあえずSSDで動作確認。
ASMT 2115 USB Deviceというデバイス名でSSDが認識された。
ASMT2115ということはASM1153Eかな?
動作確認はできたので早速分解。
写真ではオーバーモールドに見えてたから不安だったけど、届いてみたら樹脂の接着だったので簡単に分解できた。
基板にはADPU3ST-A32 VER004というシルクが印刷されてる。チップの刻印は写真ではうまく取れなかったけどASM1153Eってなっていた。
よく見ると12Vが入力できそうなパットもあるので5VがUSB3.0からの供給分で間に合うデバイスであればあとは12Vだけここから入力してやれば3.5インチのHDDとか光学ドライブも使えそう。
ICの刻印からASM1153Eってことがわかったんだけど、デバイス情報ではASM1053になっているっぽい。紛らわしい。
出荷時のファームはUASP対応のファームウェアが書いてあるようでバージョンは140704_A1_00_00だった。このまま光学ドライブをつないでもやはり認識しない。
ということで光学ドライブ対応ファームウェアを書いてみる。
光学ドライブに対応しているASM1153E用のファームウェアはusbdev.ruで入手できた。
Asmedia ASMT-2115 Firmware (ASM1153, ASM1153E)
いろんなバージョンが公開されているけども、光学ドライブに対応しているのはODDって書いてあるもの。今回は141125_21_00_00_ODD.binを使用した。
書き込むツールはSTATION-DRIVERSから頂いてきた。
ツールだけ見つけられなかったのでセットになったものを使用。付属のファームウェアは使わなかった。
ついでにデバイス情報も勝手に直してみた。
ODDファームを書き込むとデバイスの認識も大容量記憶デバイスとして認識されるようになった。(UASPの場合はSCSI)
これで光学ドライブに繋ぎ変えてみると…
前回作った別電源取れるケーブルで接続。
ちゃんと光学ドライブも認識されるようになった。
SSDを扱う場合はUASPのほうが高速のようなので、今回ODDファームにしたASM1153Eは光学ドライブ専用にしようかな。
2018年8月26日日曜日
2018年8月11日土曜日
DNSブロックスクリプトをルーターに入れてみた。
前回WT3020Hに新しいPadavanファームウェアを書き込んだので、wgetでhttpsが使えるようになったのをいいことにDNSブロック用のadblock scriptを入れてみた。広告関連のDNSをブロックするだけでも結構な悪質な広告が消えてくので便利。
curlで構成されているスクリプトが多いんだけど、Padavanファームウェアはwgetしか使えなかったのでwget用に少し書き換えてみた。
curlで構成されているスクリプトが多いんだけど、Padavanファームウェアはwgetしか使えなかったのでwget用に少し書き換えてみた。
##Online Check## for i in `seq 0 5` do nslookup google.com result=$? if [ $result -eq 0 ]; then logger "Online" sleep 20 online=1 break else logger "Offline" online=0 fi sleep 5 done if [ $online -eq 0 ]; then exit fi ##Adblock## if test -s /tmp/hosts0 then rm /tmp/hosts0 fi (wget -O - https://winhelp2002.mvps.org/hosts.txt | sed '2,/0.0.0.0/127.0.0.1/g; s/[[:space:]]*#.*$//g;' | grep -v localhost ; wget -O - https://280blocker.net/files/280blocker_domain_202406.txt | sed 's/^/127.0.0.1 /g; s/[[:space:]]*#.*$//g;' | grep -v localhost ; wget -O - https://raw.githubusercontent.com/r-a-y/mobile-hosts/master/AdguardMobileAds.txt | sed 's/0.0.0.0/127.0.0.1/g; s/[[:space:]]*#.*$//g;' | grep -v localhost ; wget -O - https://s3.amazonaws.com/lists.disconnect.me/simple_ad.txt | sed 's/^/127.0.0.1 /g; s/[[:space:]]*#.*$//g;' | grep -v localhost ; wget -O - https://warui.intaa.net/adhosts/hosts.txt | sed 's/0.0.0.0/127.0.0.1/g; s/[[:space:]]*#.*$//g;' | grep -v localhost ; echo 127.0.0.1 duckdns.org ) | tr ' ' '\t' | tr -s '\t' | tr -d '\015' | sed '/^$/d' | sort -u >/tmp/hosts0 sed '/vortex.data.microsoft.com/d' /tmp/hosts0 -i sed '/imasdk.googleapis.com/d' /tmp/hosts0 -i grep addn-hosts=/tmp/hosts0 /etc/dnsmasq.conf || echo addn-hosts=/tmp/hosts0 >>/etc/dnsmasq.conf killall dnsmasq /usr/sbin/dnsmasq --addn-hosts=/tmp/hosts0これをCustomizationの中のScriptsでRun After Router Started:の下に追記すればOK。
2018年8月5日日曜日
WT3020H用にPadavan firmwareをビルドしてみた
久しぶりにWT3020を持ち出したんだけど、Padavanファームウェアが古くてwgetがopensslがなくてhttpsが使えなかったり、OpenVPNクライアントは2.3.11止まりなのでDD-WRTのほうで"--compat-mode 2.3.11"してやらないと繋がらなかったり、SMBv1しか対応していなかったりなので、少し新しめのPadavanファームウェアをビルドしてみた。
OpenWrtを入れても良かったんだけどやっぱり手軽に設定変更できるPadavanファームウェアは便利かも。
prometheus-padavan
これを使用してビルドすると環境構築まで自動っでやってくれるらしい。とりあえずOracle VirtualBoxをインストールして、Ubuntu 16.04 LTS i386を仮想PCにインストール。
そんでもってビルド環境を構築して(10分ちょいかかった)、ファームウェアをビルドするだけ。
とりあえずデフォルトでWT3020H用のPadavanファームウェアをビルドしてみた。
GUIとかいれるアプリケーションとかもカスタマイズできそう。容量に応じてだけど。
ファームウェアをビルドしたらtrxファイルができたので、もうすでにPadavanファームウェア化しているWT3020HのAdministrationの中のFirmware Upgradeからtrx今回ビルドしたtrxファイルを流し込めば完成。このtrxファイルをそのままmtd3に書き込んでも良さそう。
ファームウェアアップデートが終わったら設定もそのまま起動した。
とりあえずデフォルト設定でビルドしてみて動くことが確認できたので、すこしいじってみることに。
prometheusでChange build configから必要なパッケージをオン・オフできるんだけど、それ以外にもEdit config in a notepadを選ぶと手動でパッケージを切り替えられるっぽい。
CONFIG_FIRMWARE_INCLUDE_LANG_RU=y
CONFIG_FIRMWARE_INCLUDE_SMBD=y
をコメントアウトして、
CONFIG_FIRMWARE_INCLUDE_SMBD36=y
のコメントアウトを外してみた。
設定変更してもう一回ビルドするときはクイックビルドするかどうか聞かれるけどエラーが出るのでnで通常ビルドした方が良いかも。
これでsmbdが3.6.25になって、USBマスストレージデバイス共有機能でSMBv2が使えるようになる。あとロシア語は使わないので容量削減といったところ。
とりあえずこのバージョンでwgetでhttpsも使えるようになったし、OpenVPNも2.5.2になってDD-WRTといい感じに繋げられるような設定が使えるようになったし。
USBの機能としても結構便利になっているようで、USBモデムとかUSB over Ethernetとかも使えるっぽい。USB速度低下問題の対策は必要かもしれないけど。
日本語化も"/trunk/user/www/dict"の中身を見る限り、ベースのファームウェアとかmerlinファームウェアの日本語ファイルをベースにして作れそう。機能追加とかで容量が足りなくなってもまた16MB化すればいいし。(ファームウェア側も16MB用に変更する必要があるけど。)
ポータブルルーターとして結構最強じゃないかな?
OpenWrtを入れても良かったんだけどやっぱり手軽に設定変更できるPadavanファームウェアは便利かも。
prometheus-padavan
これを使用してビルドすると環境構築まで自動っでやってくれるらしい。とりあえずOracle VirtualBoxをインストールして、Ubuntu 16.04 LTS i386を仮想PCにインストール。
sudo apt-get install autoconf automake autopoint bison build-essential flex gawk gettext git gperf libtool pkg-config zlib1g-dev libgmp3-dev libmpc-dev libmpfr-dev texinfo python-docutils cmake libncursesw5-dev libtool-bin help2man必要なパッケージをインストールして、prometheusを準備。
mkdir prometheus-padavan cd prometheus-padavan wget -O start.sh http://prometheus.freize.net/script/start-99.sh chmod +x start.sh ./start.sh起動したらNEXXを選んで、WT3020Hを選択する。なんかxxd関連でエラーが出ていたけどエンターで行けた。
そんでもってビルド環境を構築して(10分ちょいかかった)、ファームウェアをビルドするだけ。
とりあえずデフォルトでWT3020H用のPadavanファームウェアをビルドしてみた。
GUIとかいれるアプリケーションとかもカスタマイズできそう。容量に応じてだけど。
ファームウェアをビルドしたらtrxファイルができたので、もうすでにPadavanファームウェア化しているWT3020HのAdministrationの中のFirmware Upgradeからtrx今回ビルドしたtrxファイルを流し込めば完成。このtrxファイルをそのままmtd3に書き込んでも良さそう。
ファームウェアアップデートが終わったら設定もそのまま起動した。
とりあえずデフォルト設定でビルドしてみて動くことが確認できたので、すこしいじってみることに。
prometheusでChange build configから必要なパッケージをオン・オフできるんだけど、それ以外にもEdit config in a notepadを選ぶと手動でパッケージを切り替えられるっぽい。
CONFIG_FIRMWARE_INCLUDE_LANG_RU=y
CONFIG_FIRMWARE_INCLUDE_SMBD=y
をコメントアウトして、
CONFIG_FIRMWARE_INCLUDE_SMBD36=y
のコメントアウトを外してみた。
設定変更してもう一回ビルドするときはクイックビルドするかどうか聞かれるけどエラーが出るのでnで通常ビルドした方が良いかも。
これでsmbdが3.6.25になって、USBマスストレージデバイス共有機能でSMBv2が使えるようになる。あとロシア語は使わないので容量削減といったところ。
とりあえずこのバージョンでwgetでhttpsも使えるようになったし、OpenVPNも2.5.2になってDD-WRTといい感じに繋げられるような設定が使えるようになったし。
USBの機能としても結構便利になっているようで、USBモデムとかUSB over Ethernetとかも使えるっぽい。USB速度低下問題の対策は必要かもしれないけど。
日本語化も"/trunk/user/www/dict"の中身を見る限り、ベースのファームウェアとかmerlinファームウェアの日本語ファイルをベースにして作れそう。機能追加とかで容量が足りなくなってもまた16MB化すればいいし。(ファームウェア側も16MB用に変更する必要があるけど。)
ポータブルルーターとして結構最強じゃないかな?
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