知り合いがPCが未だにWindows 8.1だったのでWindows 11にアップグレードしてみた。DELLのLatitude E5470で、Core i7 6600UなのでDELL公式でもWindows 11はサポートしていないっぽい。TPMも1.2だったし。
しかしTPMを2.0にアップグレードできれば新規インストールでWindows 11が普通に使えるはず…ということでやってみた。
まずはBIOS更新から。DELLのPCは裏面にサービスタグがあるのでDELLの公式ページにサービスタグを入力してBIOSを更新してみた。OSはクリーンインストールするのでBIOSとTPMファームウェアアップデート以外はとりあえず今はやらなくても良さそう。
そこでTPMのファームウェアなんだけど、1.2は表示されてるのに2.0はリストにない…(このLatitude E5470は非対応ってこと?
でもDell TPM 2.0ファームウェア アップデート ユーティリティー 1.3.2.8, A03のリストにはE5470が乗っていたのでとりあえずこちらで更新してみることに。DellTpm2.0_Fw1.3.2.8_V3_64.exeをダウンロードしてきて実行してみると…一応再起動までするけど何も起こらず。
気を取り直して、BIOSの設定に入りTPMをいったんdisableにしてからクリアしてみる。(機能自体のオフではない)そしてもう一度実行してみると…
今度は再起動したあとにファームウェア更新中の画面に!
再起動後、デバイスマネージャーからTPM2.0になっていることを確認。
これでTPM2.0になったのでWindows 11が動かせる。Windows 11のインストールUSBメモリを作成して再起動してF12連打でブートメニューが出るのでそこからWindows 11をインストールすることができた。
TPM2.0がなくてもインストールUSBメモリに細工をすればインストールできるらしいけど今回はTPM2.0対応ということで正規にインストールできた。アップグレード非対応のCPUだったけども、新規インストールなら対応しているしサクサク動いているのでまだしばらく使えそう。SSDもM.2のSSDが入っていたし…
DELL公式では非対応ってなっているけども、DELL純正ソフトウェアもWindows 10のをインストールして使うことができた。ちなみにプロダクトキーは入力しなくても勝手にライセンス認証された。おそらくこのPC自体にWindows 10のキーも含まれているやつだったのかな?