2024年9月11日水曜日

単三電池1本で動くLEDライトを修理してみた。

 友人用にだいぶ前に購入したLEDライトが使えなくなったと言われたので修理してみた。壊れたって言われて受け取ったのもだいぶ前なんだけどたまたま見つけたので…

GL-037-45

もともと2015年ぐらいに購入した300LMで3Wなのに単三電池1本で動くという怪しい製品。2.39ドルだったらしい。当時だと300円しなかったぐらい。

とりあえずテスターで測ってみると電池のプラス端子とアルミハウジング(マイナス側)が0Ωだったので内部の昇圧回路が壊れてるんだろうという予想。

LED部分がネジで回して外れるような構造じゃなかったのでとりあえず圧入かなと思って電池を入れて押し込んだらレンズ側から全部中身が出てきた。

ハンダ吸い取り器で電池側の端子とグラウンド周りを吸い取ると基板が2つに分かれる感じだった。

LEDが載ってる基板にはインダクタとチョッパ型昇圧タイプのLEDドライバICが乗っていた。刻印にはX6って書かれていたけどおそらくYX8113(Ha7m1)のようなLEDドライバICだと思う。点滅とか調光ができるバリエーションもあるらしいのでもしこれが壊れているならアップグレードしてみようかなと思ったんだけど分解すると抵抗値が0Ωじゃなくなってしまった…

よく確認してみるとプラス側の細いリード線が途中で溶けててどうやらマイナス側にあたってるような跡が…

というわけでリード線を外してスズメッキ線に変更してもう一回組み立て直してみた。

はんだ付けしたあとはプラス部分が電池と接触するので一応パーツクリーナーを綿棒につけてフラックスを掃除。

押し込んで元通りに組み立てたら普通に動いた。しかし3Wと刻印が書いてあるけど絶対3Wはなさそう。300LMも明るくないかもしれない。とりあえず修理できたけど簡単にモジュールが取り外せるので昇圧回路と大きめのLEDを仕込んでも面白いかもしれない。


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