友人が普通のヘッドホンにブームマイクを取り付けられる、ModMicという製品を使っているらしい。たしかにボイチャしてみると声もクリアに聞こえるし良さそう。
ヘッドセットのマイクって意外と音質が悪かったりするものもあるし…
しかし値段を調べると代理店で8000円ぐらいする。マイクにここまで出せないなぁ~
ということで作ってみることに。
まずはドナーとなるフレキシブルなブームマイクを探してみた。
おなじみのeBayで87円で売っていたので試しに買ってみた。
まずは音質チェック。Windows 10の"このデバイスを聴く"機能を使って試した結果、まぁノイズは乗るけどサウンドカードのノイズ除去を有効にすれば問題なさそう。
友人とDiscordで試したけど今使ってるマイクより断然良いという回答をもらった。
ほしいのはこのマイクブームだけなのでとりあえず分解してみる。
マイクの風防を外すとこんな感じ。
裏側の蓋は接着されてないのでそのまま外すことができた。
マイクのサイズ的に秋月で売ってる
XCM6035(WM-61A相当品)にも交換できそう。
マイクは接着されてないのでケーブル引っ張ったら外れた。
お次はマイクと反対側を分解。スポンジを剥がしてラジペンでUの時の金具をつまむと外れる。
フレキシブルマイクブームはインサートモールドされてるようなので樹脂部分を破壊して取り外した。
とりあえずこれで必要な部品取りが終了。
ケーブルも短いので交換する。
次に3Dデータをこしらえて3Dプリント。
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マグネット部分にはダイソーのネオジム磁石を使用した。
接着剤で固定して台座は完成。
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マイクブームを台座に接着。台座はModMicみたいに90度ずつ回せるようにしておいた。
台座に接着するタイプなのでマイクブームの長さは固定。
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配線して風防を取り付けて完成!
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あとはヘッドホンに台座を取り付けてマイクをセットすると完成!
ネオジム磁石で取り外せるのは便利だ…
台座側はネオジム磁石じゃなくて普通の鉄とかでも良かったかも。ダイソーのネオジなめてたけど結構強い。