iOSでSPPを使うには結構高級なモジュールが必要で前にMultiWiiの設定するのもWinタブを使ってたんだけど、Bluetooth 4.0のモジュールだと安いモジュールでもiOSとシリアル通信できるようなので試しにポチってみた。
TIのCC2540、CC2541を積んだモジュールが500円以下とかで出回っているので試しにポチってみた。HM-10とHM-11ってのが有ったけどHM-11の方は小さいけど高いのでとりあえずお試しということでHM-10にしてみた。
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5Vでも使いたかったので、レギュレータ付きのブレークアウト基板に実装済みのものを買ってみた。
とりあえずUSBシリアル変換アダプタでPCに繋いでみた。
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PCにつなぐとモジュールのLEDが点滅して接続待機状態に。
接続待機状態のときはPCからシリアル通信経由でATコマンドが使える。
デフォルトのボーレートは9600だった。
このATコマンドでモジュールの設定変更が可能みたい。
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ATコマンドでAT+HELPでコマンド一覧が出せる。
とりあえず今必要なのはボーレートの設定ぐらいだったんだけど、AT+BAUDを見てみるとBAUD4になってるんだけど、HM-10の説明書ではボーレート9600はBAUD0のはずなんだけど…
そんでもってAT+HELPに出てきたURLにアクセスしてみたところこのモジュールはHM-10ではなくてBLE-CC41-Aって言うモジュールだということが判明。HM-10にはクローンが何種類か有るみたいだけどファームウェアも違うのね…
BLE-CC41-Aの説明書をみてみるとボーレートの設定番号が違うのでクローンのモジュールの場合は注意が必要かも。
続いてはiOSからの接続。
設定のBluetoothからは全く見えないので調べてみるとアプリ側で直接接続しないといけないっぽい?
LightBlueっていうアプリで検索してみたらうまく発見できた。
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BT05って言うのがこのモジュールみたい。この名前は先程のATコマンドで変更可能。
タップするとうまく接続できた。モジュールのLEDが点灯に変わるっぽい。
ちなみにこのモジュール、ATコマンドで設定するとiBeaconにもできるっぽい。
MultiWiiに積んでたモジュールより低消費電力みたいだし、値段も余り変わらないし…
Bluetooth 4.0で便利になったなぁ