この前BluepillとSimpleFOC miniでジンバル用モータを動かすことができたんだけど、電流センサをつけないとFOC制御とは呼べないと思うので電流センサも内蔵させた基板を起こしてみることに。
SimpleFOC miniも8V以上ってことでもうちょっと低い電圧から動かしたいし。
よくある、モータの後ろにそのまま取り付けできるような、角度センサも内蔵したモータドライバ基板を作ってみたかったし。
とりあえずKiCadの最新版を入れて、足りないフットプリントはRSのライブラリを使用してみた。
部品構成としてはマイコンはBluepillと同じSTM32F103CBT6、モータドライバはより低電圧から動作できるようにTMC6300、角度センサはこの前試したMT6701、電流センサはINA240にしてみた。
電流センサは最初ACS712がSimpleFOCフォーラムでも3.3Vでも見れる範囲は小さくなるけど一応動くということで手軽でいいなと思っていたんだけど、ホールエフェクト電流センサの近くに磁気エンコーダはまずいかな?と思ってシャント抵抗にした。
インライン電流センスにしたのでINA180でも良かったかもしれないけどINA240のTSSOP-8なら下にパターン通せるし。
電源回路はTMC6300の動作範囲にできるだけ合わせたかったのでTPS63070にしてみた。ESP32でブラシ付きモータ動かしてたときみたいに昇降圧にしておけば電圧下がってもリセットしにくいかなと。モータのトルクがどのぐらい出せるかわからないけど乾電池動作も可能かも。
ついでにこのモータドライバを複数枚使いたいときにCAN使えたらいいなと思ってCANトランシーバも乗っけてみてたり。最初はSimpleFOCのモニタとかをそのまま通せるようにRS-485にしようと思って設計していたんだけど、STM32F103にはRS-485 ModeがなかったのでGPIOでやるのも送信完了の処理が面倒そうだったのでやめた。CANトランシーバも思ったよりやすかったし。
モータよりほんの少しだけ小さい直径34mmに詰め込んでみた。CAD画面のスクショだと見づらいので3Dモードでのスクショはこんな感じ。シャント抵抗の3Dモデルはテキトー。本当は12mΩぐらい。2層基板に詰め込んでみた。はたして動くのだろうか
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