2012年2月26日日曜日

KTV-FSUSB2をARMなLinux上で動かしてみた

TS抜きできるKTV-FSUSB2をARMプロセッサ上のLinuxで動かしてみました。
とりあえずこのチューナをこういった使い方する前にBonDriverで動くように改造されてることが前提です。

今回使用したのは改造済みのKTV-FSUSB2とBuffaloのLinkStationです。
LinkStationはLS-CHLシリーズとLS-GLシリーズを使用。
LS-CHLは2台あるし、片方は録画専用にしてもいいかなぁ

LS-CHLは純正ファームウェアのものをTelnet可能にしたやつ。

LS-CHLでtelnetを使えるようにしてみた

まずKTV-FSUSB2はLinuxで使用できるようなツールのソースを配布してくださっている方がいるのでもらってきます。

FSUSB2N
こちらの下のほうにあるrecfsusb2nを使用

まぁこちらに関してはVM上のUbuntuでTV録画したり直接プレーヤに送って視聴したりできることは確認できました。パッチを公開してくれている人もいるようです。
とりあえずboostライブラリを入れてれば普通にコンパイル通りました。

ってかLinuxで地デジ見れるのは便利かも?
まぁLinuxは組み込み用かVM上でしか使わないので自分ではあまり使わないけど…
Dual Bootとか面倒だしVMならバックアップ簡単だからトラぶっても安心だしね
もしかしたらOSXでも動くのかな?それなら需要ありそうだけどいまOSXの環境が手元にないので確認できなかった…


ここからが本台。こいつをARM用にコンパイルすればLS-CHLでも使用できるのではないかと。
しかしクロスコンパイル環境作るのが面倒だったので同系列のCPUを使用していたLS-GLにDebianを突っ込んでコンパイルすることにした。
とりあえずシリアルコンソールからコマンドを送るだけというなんという簡単な作業…
普通にboostライブラリをインストールしてさきほどのソースをいただいてmakeしたらエラーもなく終了した。

あとはこいつと必要なライブラリをLS-CHLに転送。libboostのthreadとfilesystemを移植した。
ちなみにLS-CHLはARM 600MHzでRAMが64MBというスペックw

USBにチューナを接続して録画コマンドを打ってみると普通にコマンドを受け付けてファイルが出来上がる。
ちなみに電波がなかったり放送していないチャンネルだったりするとエラーが出るようだ。

録画したファイルをICリーダにB-CASカードをさして複合化すると普通に再生できたw

ってか録画のときに-bオプション付けると複合化しつつ録画してくれるみたいだ。
こちらも試したところ普通に録画できて出来上がったファイルも複合化されているようでそのまま再生できた。

600秒ほど録画しても特にコマ落ちなどが見当たらなったので結構使えるかも。

まぁ録画予約をする仕組みがないと結構大変だけどね…

とりあえずCPUがARMでも録画できることが確認できたとさ。
しかもLinkStationの純正ファーム。ちなみにLS-GLでもTVチューナー指して録画してみたけど問題なかった。しかしこっちはCPUの性能が悪いからあくまでもコンパイル環境として使ったw


TV出力するとなったらデコードがきついんだろうなぁ

そういやこれを使用してRaspberry Piでテレビみれないのかなー

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